ロバート・ジョセフ “ボブ” ドール（Robert Joseph "Bob" Dole、1923年7月22日 - ）は、アメリカ合衆国の政治家、法律家。所属政党は共和党で、宗教はメソジスト。第二次世界大戦中はイタリア戦線に出征、ドイツ軍の攻撃で負傷し、右腕の自由を失う。連邦下院議員（1961年 - 1969年）を務めたのち連邦上院議員（カンザス州選出）に転出し、1969年から1996年まで27年間にわたって上院に在籍した。上院議員在任中は、共和党全国委員会委員長（1971年 - 1973年）や、上院院内総務（1985年 - 1996年）を歴任するなど、上院共和党のリーダー・重鎮として重きをなした。また、大統領選挙でもしばしば候補者に名前が挙がる政治家の1人であり、1976年の大統領選挙において現職のフォード大統領のランニング・メイトとして副大統領候補に選ばれたほか、1996年の大統領選挙では共和党大統領候補に選ばれ、当時現職で再選を目指していた民主党のビル・クリントンと選挙戦を戦った。1996年に上院議員を引退して以降は政治活動は一切控えているものの、現在でも政治コメンテーターなどの職を通じて政界に関わっている。妻のエリザベス・ドールは、2000年に上院議員に選出されている。バイアグラの愛好家であり広告に登場したことがある。ザ・シンプソンズの第14シーズンの第14話「誕生!国会議員クラスティ」に本人役で出演している。

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