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太陽を盗んだ男

『太陽を盗んだ男』(たいようをぬすんだおとこ)は、1979年10月6日に公開された日本の映画。長谷川和彦監督によるアクション映画。製作はキティ・フィルム、配給は東宝。「原爆を作って政府を脅迫する」という奇想天外なアイデアの日本映画。マツダの車両提供による大掛かりなカーアクション(沢田が劇中で運転したマツダ・サバンナは当時新型で惜しげもなく破壊している。)、国会議事堂や皇居前をはじめとしたゲリラ的な大ロケーション、シリアスで重い内容と、ポップでエネルギッシュな活劇要素が渾然となった作品である。原子爆弾製造や皇居前バスジャックなど、当時としてもかなりきわどい内容となっている。主演は「ジュリー」の愛称で歌手としても知られる、沢田研二。主人公が原爆完成の嬉しさのあまり、ガイガーカウンターをマイク代わりにしてはしゃぐシーンは、沢田のアドリブだという。2001年にはアミューズピクチャーズ(現:ショウゲート)からDVD化され、映像特典として『11PM』(読売テレビ制作)による本作の特集や長谷川監督の友人でもある上田正樹が本作のロケ地を案内する番組、本作の熱烈なファンを自認する永瀬正敏と樋口真嗣が長谷川に挑むスペシャル・トーク・セッションなどが収録された。本作は長らく(現在も)カルト映画の位置付けで、『狂い咲きサンダーロード』との邦画2本立ては、1980年代の名画座の定番プログラムであった。しかし、近年では一般的な評価も高めており、1999年キネマ旬報「映画人が選んだオールタイムベスト100」日本映画篇では13位、2009年「オールタイム・ベスト映画遺産200(日本映画編)」〈日本映画史上ベストテン〉では歴代第7位に選ばれている。1970年代以降の作品としては、『仁義なき戦い』の第5位に次ぐものである。中学校の理科教師である城戸誠(沢田研二)は、茨城県東海村の原子力発電所から液体プルトニウムを強奪し、アパートの自室でハンドメイドの原爆を完成させた。そして、金属プルトニウムの欠片を仕込んだダミー原爆を国会議事堂に置き去り、日本政府を脅迫する。誠が交渉相手に名指ししたのは、丸の内警察署捜査一課の山下警部(菅原文太)。かつて誠がクラスごとバスジャック事件に巻き込まれた時、体を張って誠や生徒たちを救出したのが山下だった。誠はアナキズムの匂いのする山下にシンパシーを感じていたのだ。誠の第1の要求は「プロ野球のナイターを試合の最後まで中継させろ」。電話を介しての山下との対決の結果、その夜の巨人対大洋戦は急遽完全中継される。快哉を叫ぶ誠は山下に名乗った。俺は「9番」だ、と(当時、世界の核保有国は8か国、誠が9番目という意味)。第2の要求はどうするか思いつかずに迷う誠は、愛聴するラジオのDJ・ゼロこと沢井零子(池上季実子)を巻き込む。多数のリスナーも交えた公開リクエストの結果、誠の決めた第2の要求は「ローリング・ストーンズ日本公演」。これにも従わざるを得ない山下だったが、転機が訪れた。原爆製造設備のため借金したサラ金業者に返済を迫られた誠が、嫌々出した第3の要求「現金5億円」に山下は奮い立つ。現金の受け渡しなら犯人は必ず現れるからだ。電電公社に電話の逆探知時間を強引に短縮させ、罠を仕掛ける山下。逆探知により誠が東急デパートの屋上にから電話をしていることが判明し、東急デパートの出入口を警察が封鎖する。誠は山下に原爆の在り処を教え、持ってきていた5億円を屋上からばら撒くことを指示する。お札が空から降ってきて大騒ぎになっている街の中を誠は逃げ切ることに成功する。原爆を回収した山下たちは起爆装置を解除することに成功したが、誠は原爆が保管されているビルの4階を襲い、原爆を奪取すると再び起爆装置をセットする。ローリングストーンズ公演の日、山下は観衆の中に誠がいると踏み、ついには山下と誠は対峙する。誠は山下に銃を突きつけ「原爆は30分後に爆発する」と脅迫。山下をビルの屋上まで連れて行って銃で撃つが、銃弾を何発も身に受けながらも、山下は誠ごと屋上から転落する。山下は死亡したものの、誠はどうにか生きながらえた。瀕死の誠は原爆を持ちながら街を歩き、やがて30分が過ぎる。本作は後進のクリエイターに大きな影響を与えている。

出典:wikipedia

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