『仏ゾーン』(ブツゾーン)は、武井宏之による日本の漫画作品。仏教を作品に取り入れている。西岸寺に住む少女・サチはある日、寺の千手観音像の中から出てきた少年・センジュに、彼女が弥勒菩薩の生まれ変わりであることを告げられる。センジュは仏王・大日如来からミロクの生まれ変わりであるサチを守り、悟りへ導くために仏の国から仏ゾーンとして地上へやってきた千手観音であった。困惑するサチであったが、仏敵・魔羅の仏ゾイドの襲撃やセンジュの説得を受けて、サチはセンジュと共に悟りの地・インドへ旅立つことを決意する。西暦1975年の日本が物語の舞台になっている。仏ゾーンとは、仏像の体を借りて地上での活動が可能となった仏(厳密には「仏」は如来を指すが、ここでは他に菩薩・天部・明王なども含める)のことである。仏ゾーンの体は、入り込んだ仏像の素材の影響を受ける。致命傷を受けるなどした場合、中の仏は仏国土へ帰り、仏ゾーンは仏像に戻る。天衣(アーマー)とは仏ゾーン最大の特徴であり、彼ら独自の武器である。仏ゾーンによって様々な形状が存在する。宇宙の真理のエネルギーが体の各部分に宿った「チャクラ」とよばれるものが天衣の原動力になっている。合掌することで天衣が発動し、印を組むことで自在に操作することができる。体内を駆け巡るチャクラが尽きると、天衣は停止して操作できなくなる。天衣が破損した場合は、体の元になる像を制作した仏師に、新しい天衣を制作してもらう必要がある。魔羅(マーラ)とは仏敵であり、欲望の化身といわれる悪魔のことである。欲界(よっかい)に住み、人間の欲望を餌に成長する。人間が魔羅への恐怖心から神仏を信じることを恐れているため、人前に姿を現すことはない。魔羅が仏像に入り込むことで「仏ゾイド(ブツゾイド)」として地上で活動できるようになる。仏ゾーンと同様に、体は元になった仏像の素材の影響を受ける。天竜八部衆(てんりゅうはちぶしゅう)は、釈迦如来の眷属である。仏だが、アシュラと共にセンジュ達に戦いを挑む。
出典:wikipedia
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