『イタズラなKiss』(イタズラなキッス)は、多田かおるによる日本の少女漫画、またそれを原作としたテレビドラマ・テレビアニメなどの作品群。略称は「イタKiss」「イタキス」。『別冊マーガレット』(集英社)で1990年6月号から連載開始。当初は短編(全3話)の予定だったが、多田本人の希望と読者からの人気を受け、長期連載となる。1999年3月号まで連載中だったが、多田の急逝により未完となった。単行本は全23巻。1996年にテレビ朝日でテレビドラマ化された。2005年には台湾で『惡作劇之吻』のタイトルでテレビドラマ化され、同年度台湾のテレビドラマ年間最高視聴率を記録した。2007年に台湾で続編『』が放送され、前作に引き続き主演を務めた林依晨(アリエル・リン)は、台湾版のエミー賞に相当する第43回電視金鐘奨で主演女優賞を受賞した。2008年4月から同年9月まで中部日本放送およびTBSでテレビアニメが放送された。原作の未完部分を、多田が遺していた構想ノートなどを基に構成し、完結させたストーリーとなっている。2008年11月27日から同年12月7日まで『舞台版 イタズラなkiss 〜恋の味方の学園伝説〜』のタイトルでシアターサンモールにて舞台化された。2010年には韓国で『 』(イタズラなKISS)のタイトルでテレビドラマ化された。2013年3月29日から『イタズラなkiss 〜Love in TOKYO』としてオリジナル要素も含めてCS放送・フジテレビTWOにて再ドラマ化されている。斗南高校の入学式で、落ちこぼれの女子高生・相原琴子は、頭脳明晰な美少年・入江直樹に一目惚れするが、話す機会もないまま3年生に。2年間の想いをラブレターに託し勇気を出して手渡そうとするも、「頭の悪い女は嫌いだ」と受け取ってすらもらえずにフラれてしまう。その冷たい反応に、直樹への想いを断ち切ろうとする琴子。そんなある日、新築したばかりの相原邸が震度2の地震で倒壊。琴子のために災害募金を始めた池沢金之助らにも冷めた言動を行う直樹に、琴子は怒りを露にする。結局家を再建するまでの間、父・相原重雄の中学生時代からの親友宅へ父娘共々居候させてもらうことになったが、何とその居候先は直樹の住む入江家だった。いずれも未完。1996年にテレビ朝日でドラマ化。柏原崇と佐藤藍子のW主演。平均視聴率10.1%。琴子役に抜擢された佐藤藍子の髪形は当時ショートヘアで、原作の琴子のそれとは大きく異なっていた。連載中の映像化及び20世紀における映像化はこれのみである。『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』(いたずらなキス ラブ イン トウキョウ)は、2013年3月29日から7月19日までCS放送・フジテレビTWOで毎週金曜日24:00 - 25:00(JST)に放送されていた日本のテレビドラマ。未来穂香と古川雄輝のW主演。フジテレビTWOでの放送後、2013年9月9日よりBSフジで月曜日 - 金曜日8:30 - 9:28(JST)に放送された。2013年には、中国、台湾などでも放送された。さらに、2014年4月21日から5月26日までには、フィリピンの地上波ローカル局でも放送された。2014年より、フジテレビにて続編『イタズラなKiss2〜Love in TOKYO』が放送された。2013年5月3日はGW特別編成のため休止。『イタズラなKiss2〜Love in TOKYO』(イタズラなキスツー ラブ イン トウキョウ)は、2014年11月24日から2015年4月6日までフジテレビで毎週月曜27:03 - 27:58(JTS)に放送されていた日本のテレビドラマ。『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』の続編であり、琴子と直樹の結婚、看護学科への編入後をドラマ化した。連続ドラマ放送に先駆けて、沖縄での新婚旅行を描いた第1話『イタズラなKiss2〜Love In Okinawa』が9月12日27:20 - 28:20(JTS)に放送された。前作より引き続き出演のキャストはイタズラなKiss#キャスト(TOKYO)を参照。『惡作劇之吻』(イタズラなKiss)のタイトルで2005年9月から2006年2月にかけて台湾で放送された(八大電視台製作、八大電視台と中国電視公司にて放送)。タイトルや役名は異なるが、エピソードは原作に概ね忠実で、原作の前半部分を描く。2005年の台湾視聴率No.1ドラマ。日本国内では『イタズラなKiss 〜惡作劇之吻〜』の邦題でBS-i(現・BS-TBS)にて2006年10月5日 - 2007年4月26日(毎週木曜 23時00分 - 23時54分)に初放送。その後もTOKYO MX・チバテレビ・サンテレビなどで地上波放送されている。前作の続編として『惡作劇2吻』(イタズラなKiss2)のタイトルで2007年12月16日から2008年4月27日まで台湾で放送された(八大電視台制作・中視と八大電視台にて放送)。原作の後半部分を、前作と同じく概ね忠実に描く。前作に続き主演を務めた林依晨(アリエル・リン)は、台湾版のエミー賞に相当する第43回電視金鐘奨の主演女優賞を本作で受賞した。日本国内では『イタズラなKissII 〜惡作劇2吻〜』の邦題でBS-iにて2008年5月2日(毎週金曜 23時00分 - 23時54分)に初放送。その後もTOKYO MX・中京テレビ放送・熊本朝日放送・チバテレビなどで次々と地上波放送されている。『惡作劇之吻〜Miss In Kiss〜』のタイトルで2016年にかけて台湾で予定放送された。『장난스런 KISS』のタイトルで、2010年9月1日から2010年10月21日まで韓国MBC(Group Eight 制作)で放送された。全16話。日本では『イタズラなKiss〜Playful Kiss』の邦題で2010年12月2日から2011年1月21日までMnetにて毎週木曜金曜の22時45分 - 24時00分に放送され、地上波ではフジテレビ韓流α枠にて、2011年5月10日から2011年5月31日まで、毎週月曜から金曜の15時00分 - 15時57分に放送された。2011年6月7日からBSフジにて、毎週火曜19時00分 - 19時55分まで放送されている。2012年12月15日にはスンジョとハニのラブストーリーを中心にした劇場編集版が劇場公開。IQ200の頭脳を持つ天才ペク・スンジョ(キム・ヒョンジュン)に恋心を抱くオ・ハニ(チョン・ソミン)は、スンジョに手紙で告白するも誤字脱字だらけのDマイナスの評価をつけられた手紙を返され、フられる。そんな折、ハニの自宅が地震で倒壊。そのことをニュースで知ったスンジョの父親が幼馴染みであるハニの父親に居候しないかと持ちかける。ひょんなことから始まったスンジョとハニの同居であったが、ドジなハニを最初はトラブルメーカー扱いしていたスンジョも「彼女に出会って冷めていた人生観が変わった」と、何事にもけして諦めないハニの態度に徐々に心を解いていく。ハニの一途な恋とそれによって変わっていく天才スンジョとのラブコメディ。ハニが看護師になる為にパラン大学看護学部への編入試験を受験するが、面接時の実技試験の失敗(マネキンを使用しての心肺蘇生法)により試験官からその場で不合格を言い渡される(「実際の患者ならば、折れた骨が心臓に突き刺さって死亡していた。殺人者を看護師にすることは出来ない」)が、また一から試験を受験し直すことを決意するところで物語は終了となる。韓国版役名(日本語版役名) - 俳優名『Kiss Me รักล้นใจนายแกล้งจุ๊บ』のタイトルで、2015年10月5日から2015年12月8日までタイTrue4U(Halo Production 制作)で放送された。全20話。タイ版役名 - 俳優名2008年4月から9月まで中部日本放送ほかにて放送された。全25話。キャッチコピーは「愛されちゃってザマーミロ。」原作の1巻から23巻以降(原作未完結部分)までを全25話で描くためにストーリーは選別されており、アニメ版では登場しない人物も存在する。省略箇所前後で整合性を取るための細かい改変も行われている。また原作の連載開始から15年以上経過していることもあり、現代風にアレンジするため『エースをねらえ!ごっこ』など時代と合わないエピソードをカットしたり、登場人物に携帯電話を持たせるなどの設定変更がされている。その他、大学名を省略形ではなく一般的な呼び方で呼ぶなど幾分のアレンジも加えられている。各話は時系列順に並んでいるが、一部原作のストーリー掲載順と順序が逆転しているところもある。第23話以降は、原作の未完部分を作者が遺した構想メモなどで構成し、結末が付け加えられた。「舞台版 イタズラなKiss 〜恋の味方の学園伝説〜」 「舞台版 イタズラなKiss 〜卒業編〜」『イタズラなKiss THE MOVIE』(イタズラなキス ザムービー)は、「Part1 ハイスクール編」が、2016年11月に公開予定。「Part2 キャンパス編」が続編となる。公開日は未定。2016年1月20日香港で行われた「香港ファッション・ウィーク2016 Fall & Winter」にて直樹・琴子・金之助・じんこ役を演じる4名がランウェイを歩いて映画版イタキスメンバーを初めて公開した。また、これまで海外ドラマ吹き替え版やアニメ版で琴子役を演じた水樹奈々が友情出演としてナレーション参加している。
出典:wikipedia
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