岐阜県立岐阜高等学校(ぎふけんりつ ぎふこうとうがっこう)は、岐阜県岐阜市大縄場三丁目に所在する県立高等学校である。通称は「岐高」(ぎこう)。1873年11月4日開校。通称は岐高、読み方は“ぎこう”である。創立以来、自主・自律を旨とし、文武両道を目標としている。岐阜県は岐阜、西濃、東濃、美濃、飛騨、可茂の6地区に学区が分けられており、岐阜高校は岐阜学区に属す。岐阜学区は岐阜市だけでなく各務原市、笠松町、岐南町、羽島市、瑞穂市、北方町、本巣市、山県市から成っている。受験に関しては学区内からが原則であるが、岐阜学区と隣接する学区(西濃学区・美濃学区・可茂学区)からの受験も認められている。岐阜県の高校では一般的な二期制を実施しており、また2002年からは授業時間確保のため65分×5限の授業が行われている。一般的な進学校に見られる授業時間外に全員参加で行う補習や課外などは一切なく、朝や放課後はもちろんのこと土曜日や長期休暇なども完全な休日となっている(但し、年に3回以上休日に学年単位で全員参加の校外模試で登校することがある)。一方、意欲のある者には放課後の課題講座が開講されていたり、「朝の読書」の実施(2014年度より一定期間のみとなった)、「総合的な学習」の時間(校内ではFuture Planning Time、略してFPTと称す)に大学研究やフィールドワーク・小論文学習の実施などが行われている。夏季休業中の課題講座は高校で行われ、各科目ごとの講座のほか、センター試験対策や東大攻略、京大攻略、名大攻略といった大学別の講座も開かれており、これらの講座は個人で自由に受講できるシステムになっている。2005年から2006年にかけて、耐震強度についての検査を行ったところ基準に満たなかった為に耐震工事を行った。2005年に一部の教室にエアコンが取り付けられた。2006年には、体育館にアスベスト(石綿)の使用が確認され除去工事が行われた。2008年から2012年にかけて、40年以上経ち老朽化の進んだ校舎や体育館の解体、そして新校舎の建設が行われた。2013年にはグラウンドの水捌けの悪さを改善する為、グラウンド改修が行われ、その際にテニス場やバレーボール場も新装された。林間学舎(正式な愛称は「友學館」)を北アルプス山麓に保有しており、1年生の夏期休業時に3日間ほどの日程で林間学舎活動が行われる。4月に対面式、5月に年1回の球技大会が行われる。岐高祭と呼ばれる学校祭は9月上旬に、生徒会を中心に行われる。日程としては2日間の文化祭、その翌日に体育大会が催されている。文化祭の前1週間は午前授業となり、午後からを文化祭準備にあてているほど、一年で最大のイベントとして位置づけられている。特別行事としては、各学年とも4月に遠足(行き先は生徒の投票により決定)があり、1年生時には、夏季休業期間に入って間もなく(7月下旬に)、焼岳山麓の林間学舎へ宿泊研修を行う。また2年次には、修学旅行があり、行き先は長崎や福岡となっている。囲碁将棋部は第21回全国高等学校将棋選手権大会で団体優勝している。クイズ研究部は第24回全国高等学校クイズ選手権で優勝している。硬式野球部は戦後まもなくの第31回全国高等学校野球選手権大会で準優勝の経験があるほか、昭和53年の第50回選抜高等学校野球大会に出場し、2回戦まで進んでいる。常設の応援団(正式名は應援團)を持ち、野球の応援や壮行会、岐高祭などで代々続く応援をしている。部ではないが、応援団とは別にチアリーディングも持っており、野球や岐高祭の応援をしている。音楽部は第52回全日本合唱コンクール全国大会(1999年)に中部代表として初出場で金賞を受賞して以来、中部大会止まりだった2002年を除き、2010年まで全国大会に連続出場を果たした。第57回大会(2004年)において金賞および文部科学大臣奨励賞を受賞しており、第59回大会(2006年)、第60回大会(2007年)においても再び金賞・文部科学大臣賞を受賞した。さらに第76回NHK全国学校音楽コンクール(2009年)においても全国大会出場を果たしている。
出典:wikipedia
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