スチューベン郡()は、アメリカ合衆国インディアナ州の北東隅に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は34,185人であり、2000年の33,214人から2.9%増加した。郡庁所在地はアンゴラ市(人口8,612人)であり、同郡で人口最大の都市でもある。州南西隅にあるポージー郡からスチューベン郡までが州内で最も長い直線距離となる。『インディアナ州のイラスト付き歴史地図帳』(1876年)には次の記述がある。スチューベン郡は公式には1837年にラグレンジ郡から分離して設立され、郡名はアメリカ独立戦争の軍人だったドイツ人フリードリッヒ・フォン・シュトイベン男爵に因んで名付けられた。アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は322.47平方マイル (835.2 km)であり、このうち陸地308.94平方マイル (800.2 km)、水域は13.53平方マイル (35.0 km)で水域率は4.20%である。近年、郡庁所在地であるアンゴラ市の平均気温は1月の14 (-10 ℃) から7月の82 (28 ℃) まで変化している。過去最低気温は1981年1月に記録された-27 (-33 ℃) であり、過去最高気温は1936年7月に記録された106 (41 ℃) である。月間降水量は2月の1.83インチ (46 mm) から8月の4.08インチ (104 mm) まで変化している。郡政府は憲法による政体であり、インディアナ州憲法とインディアナ州法典によって特別の権力を認められている。郡政委員会は郡政府の立法府であり、郡の歳出や歳入を管理している。委員は郡内の選挙区から選出され、任期は4年間である。給与、年間予算、特別支出を設定する責任がある。郡レベルで所得税や資産税、消費税、サービス税を課する限定付き権限があるが、所得税と資産税は州の承認を要する。行政委員会は郡政府の行政府である。委員は郡全体を選挙区に選出され、任期は4年間で2年毎に半数が改選される。委員の一人、通常は最も経験のある者が議長になる。行政委員会は郡政委員会が決めた法を実行し、税金を集め、郡政府の日々の機能を管理する責任がある。郡は幾らかの民事訴訟を扱うことのできる小規模裁判所を維持している。判事は4年間任期で選出され、インディアナ州法廷弁護士協会の会員でなければならない。判事を補助するのがコンスタブルと呼ばれる法執行官であり、やはり4年間任期で選出される。特定の事件における判決に対しては、州レベルの巡回裁判所に控訴できる。上記以外に、保安官、検視官、監査官、財務官、登記官、測量士および巡回裁判所事務官が選挙で選ばれている。任期は4年間であり、郡政府の異なる部門を監督している。郡政府に選ばれる役人は支持政党を公にすることが求められ、また郡の住人でなければならない。スチューベン郡はアメリカ合衆国下院議員インディアナ州第3選挙区に属し、2008年時点では共和党議員を選出している。以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。スチューベン郡は下記12の郡区に分割されている。
出典:wikipedia
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