ウチュクドゥク (ラテン文字:Uchkuduk, Uchquduq、、) はウズベキスタン・ナヴォイ州の都市である。キズィルクム砂漠の中に位置し、州都のナヴォイからは北西に約300kmの地点に位置する。1991年の人口は24,000人、2012年の人口は36,432人である。「ウチクドゥク」、「ウチクダック」とも表記されることがある。石器時代には鉱山、鉱業が既に行われていたとされている。1978年に都市として設立された。都市名はウズベク語で「3つの湧泉」を意味する。ソビエト連邦時代の1958年、ナヴォイ鉱山精錬コンビナート (、、略称:NKMK, NMMC) がこの地区に設立され、直近の都市であるザラフシャンまで100kmという「閉じた都市」として付近にあるウラン鉱山の開発が進められていた。ウランの採鉱量はソビエト連邦内でも有数の採鉱量であり、採鉱されたウランはソビエト連邦の核兵器開発に利用されていた。ウズベキスタン独立後も営業を行なっており、2010年現在、ウランの資源量は世界第12位の111,000トン、ウラン生産量は世界第7位の年間2429トンである。日本からは石油天然ガス・金属鉱物資源機構 (JOGMEC) が2011年にウズベキスタン地質鉱物資源国家委員会とウラン・レアメタルの共同探査に関する基本合意書に調印し、伊藤忠商事が10年間のウラン精鉱長期売買契約を結んでいる。2008年には、この締結に先立って三井物産がウチュクドゥク付近の (Kokpatas) 村における黒色頁岩型ウランの地質調査活動に関して、地質鉱物資源国家委員会と合弁会社設立検討のための基本合意書に調印している。鉱山から採掘されるレアメタルの品質は世界から高く評価されており、や東京工業品取引所において高値で取引されている。街には首都タシュケントからウチュクドゥク、ヌクスを経由してカザフスタンへと向かうウズベキスタン鉄道の駅がある。また、都市付近にはウチュクドゥク空港も開設されている。1985年7月10日にアエロフロート航空7425便がウチュクドゥク付近で墜落、乗客200人全員が死亡する事故が発生した。(詳細はアエロフロート航空墜落事故を参照)ウズベキスタンの歌手グループヤッラはこの街の出身であり、「ウチュクドゥク」という名の曲を歌ってCIS諸国で人気を博した。
出典:wikipedia
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