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戦国自衛隊1549

戦国自衛隊1549(せんごくじえいたい1549)は、角川映画制作の日本映画。配給は東宝。原案は半村良、原作は福井晴敏。2005年(平成17年)6月11日に日本で全国公開された。1979年(昭和54年)の『戦国自衛隊』のリメイク的な作品であるが、原作が違うため前作とはストーリー、キャラクターともにかなり異なる。また、2組目の自衛隊が故意にタイムスリップするという、続編的な側面もある。キャッチコピーは「消滅するのは、歴史か?俺たちか?」『戦国自衛隊』のコンセプトを元に福井晴敏がプロットを作り、角川映画が角川グループ60周年記念作品として映画化した。総製作費は15億円。主要舞台である「天母城」のオープンセットには2億円ないし2.2億円をかけ、陸上自衛隊東富士演習場に建設。日本映画でこれだけの規模のオープンセットが作られたのは、黒澤明の『乱』以来である。1979年(昭和54年)に公開された作品は、自衛隊の協力が思うように得られなかったが、本作においては陸上自衛隊の全面協力を得て、延べ150両以上の実車を使用しており、現役自衛官二百名以上がエキストラとしてラストシーン等に出演している。さらに、本作では、前作の頃には映画製作技術として存在しなかったCGもふんだんに取り入れられた。また、前作で燃料などの補給手段やタイムスリップの原因が説明されなかったのに対し、本作ではそれらが詳細に説明されている。前作は千葉真一と真田広之による吹き替えなしのスタントと、大規模な戦争も見せ場だったが、今作ではストーリーに力を入れた作品になった。「ロメオ隊がタイムスリップするのは第3特別実験中隊のタイムスリップの2年後」「揺り戻しが起こるのは3日後」などといった設定の一部変更が行なわれた。本作のストーリー性とタイムスリップの詳細な説明が支持された。一方で、歴史への影響をなるべく避けるため実弾は基本的に使わない、戦国時代の人々はなるべく殺傷しないというリアルな設定をとっているが、そのため角川春樹が制作した前作で見られた自衛隊の兵器が戦国時代の人々に対して使われるというシーンが少なく、使われても殺傷は最小限にとどめるので、前作のような戦闘シーンを期待していた一部の観客には不評だった。公開週の興行収入ランキングは1位。興行収入総計は17.1億円だった。本作はハリウッド版として再編集されることになり、『Samurai Commando Mission 1549』というタイトルで、アメリカ合衆国など31ヶ国で上映された。天母城の全景はオープンセットに天守閣や石油精製プラントのミニチュアを合成して描写している。マットアートで描写される遠景の富士山は、時代考証に基づき現在とは異なる稜線で描かれている。自衛隊車両の破壊シーンでは、実車輌にミニチュアやCGによる爆破描写を合成しているが、撮影にあたっては合成のための素材撮影よりも撮影時間の限られた自衛隊車両や俳優のカットを優先して撮影している。西暦2003年、陸上自衛隊東富士駐屯地で、対「ソーラーマキシマム」用人工磁場シールド発生装置の実験中、事故が発生。その場にいた的場一等陸佐率いる「第3特別実験中隊」が地面ごと忽然と消える。約3日後、磁場の揺り戻しにより、戦国時代の侍(七兵衛)が現代に到着する。どうやら、第3特別実験中隊は1547年の戦国時代に飛ばされて生きているらしい。しかし、その後、彼らの歴史への介入による影響と思われる「虚数空間」、通称「ホール」が現代の日本各地に出現し、侵食を始める。ホールの侵食が進めば、いずれ、この世界は消滅してしまうと予測される。2005年、「オペレーション・ロメオ」が発動され、特殊編成部隊が的場たちを救出するため、あるいは世界を救うために、タイムスリップを行う。かつて的場が創設した特殊部隊「Fユニット」の1員だった元自衛官の鹿島もオブザーバーとして参加し、七兵衛も同行。到着先は1549年、つまり的場たちが戦国時代に到着してから2年の月日が経過しているはずである。現代に戻れるタイムリミットは、74時間26分。しかし、ロメオ隊は、戦国時代に到着するなり、偵察に出したヘリコプターを誘導弾によって撃墜されてしまう。その直後、草を身にまとい偽装した武装集団の襲撃を受けるがそのあまりに洗練された動きに、最新兵器を持っていながらロメオ隊は退避を決断するしかなかった。到着直後多大な犠牲を出すこととなり鹿島は指揮官に実弾を使うよう迫るが、ロメオ隊は「非常事態」を除き実弾の使用を禁じられているとし頑なに拒否する。しかし、指揮官の発言からその「非常事態」とは的場たちとの対決を意味していることを鹿島は知るのであった。翌日、鹿島たちの元に先日襲撃してきた武装集団が現れ自分たちを「天導衆」と名乗る。先頭に立つ人物が仮面を取ると、それは2年前にこの時代に飛ばされた「第三特別実験中隊」のメンバーであった。その事実に鹿島たちは驚くが彼は自分たちに武器を捨てるように要求する。どうして攻撃してくるのか質問する鹿島であったがその直後、「第三特別実験中隊」の装備であるはずのAH-1S コブラが飛来し自分たちに睨みをきかせてくる。いま抵抗するのは得策ではないと悟り鹿島たちは要求に従うことするのであった。そのまま「天導衆」によって彼らが連れてこられた先にあったのは現代兵器で武装され原油精製施設まで備えた「天母城」と呼ばれる場所。鹿島たちはそこで「第三特別実験中隊」の指揮官であった的場と再会するが彼はこの時代で織田信長を名乗り、「自衛隊」であることをやめ「天導衆」として最新兵器を使い、日本を強固な国に建て替えるため故意に歴史を変えようとしていたのである。鹿島は、かつて的場に言われた「未来に対して責任を持って生きろ」という言葉に従い自分の選んだ道の未来を受け入れるため、そして歴史と未来を守るために仲間たちとともに的場たちと対決することを決意する。しかし、現実は圧倒的な戦力を持つ的場たちが有利、自分たちだけで勝つことはほぼ不可能に近い。しかし鹿島は「自分たちの手の中に歴史を修正する切り札があること」に気が付く。現代に帰還できるまでのタイムリミットが迫る中、世界を救うため、歴史を守るために、鹿島たちは最後の戦いに臨むのであった。的場一佐率いる実験中隊。かつて的場によって編成された特殊部隊「Fユニット」を前身としており、同隊が解体・再編されたものである。2003年10月13日15:34、人工磁場シールドの暴走事故により、演習場ごと1547年へ飛ばされ、その直後に各地で虚数空間が出現した。世間には演習中に弾薬を積載したヘリの墜落事故で全員死亡したと発表されている。実際には第三特別実験中隊は、磁場シールドの暴走で1547年の戦国時代にタイムスリップしてしまい、騎馬武者たちの攻撃に遭う。第三特別実験中隊の指揮官、的場一佐は攻撃を禁じて退避を試みたが、87式偵察警戒車の乗員を殺されたことを皮切りに総攻撃を開始し、90式戦車やAH-1S対戦車ヘリ・89式装甲戦闘車などで騎馬武者たちを蹴散らした。その後、自衛隊であることを捨てて本格的な歴史改変のため、天導衆を名乗り捕虜にした敵兵を用いて城を建築し、使用不能になった車両のパーツ流用して天母城を建築した。しかし2年後の1549年、歪められていく歴史を再度修復すべく2005年からタイムトラベルしてきた自衛隊の極秘実行部隊「ロメオ隊」と1549年の現地人の行動により天導衆は壊滅した。装備に関しては以下の通り。長持ちしそうにない兵器が大半を占め、使い物になりそうにないものも無造作に混じっている。例えば自衛隊の極秘作戦「オペレーション・ロメオ」の実行部隊である。虚数空間を発生させている原因である第三特別実験中隊の救出と、歪められた歴史の修復を行うことで虚数空間を消滅させることが本作戦の目的である。2005年10月13日12:05、オペレーション・ロメオは決行され、ロメオ隊が1549年へのタイムトラベルを開始した。装備は以下の通りである。過去への干渉を防ぐため、過去の人間への接触は固く禁じられており、使用する弾頭や薬莢はセルロース製の衝撃弾で、撃たれた相手を遠くへ吹っ飛ばすほどの衝撃を与え(殺傷能力は低い)、数年で土に戻るよう配慮されている。また、衝撃弾を装填した弾倉には区別のため黄色いテープが巻かれている。ただし、オブザーバーの鹿島には知らされていないが、相手が第三特別実験中隊だった場合は殺傷能力が充分あり、甲冑も貫通する実弾の使用が許可される。あくまで第三特別実験中隊の捜索が第1目標なので、戦車などの攻撃的な車両は配備されておらず、代わりに索敵能力の高い87式偵察警戒車、OH-1が配備されている。他に、第三特別実験中隊には装備されていない軽装甲機動車や82式指揮通信車がある。もともとUH-1Jは操縦系・エンジン系に電子機器をほとんど使っていないため、現象の影響を大して受けることなく飛行することが可能であるので、兵器についての知識に乏しい人からは一見矛盾して見えるラストシーンも実はつじつまが合っている。人選に関しても、全て陸曹以上の階級の隊員で構成され、陸士の階級の隊員は組み入れられていないなど、全体的に"火力"や"量"・"質"より"速"を優先している模様。因みに、映画本編において、序盤にロメオ隊が襲撃を受けた後の会話で「UH-1Jを失いました」とあるが、これは、襲撃を受けた際UH-1Jは飛び立てず、その後天導衆に鹵獲され天母城に運ばれた模様。のちに城内から奪還している。また、後半にロメオ隊員が84mm無反動砲を使ってAH-1Sを撃墜するシーンがあるが、84mm無反動砲は無反動砲にも関わらず、何故か誘導弾を発射している(現実に存在する砲弾は、各種無反動砲弾と対戦車ロケット砲弾のみ)。2003年に各地に現れた漆黒の空間。通称、「ホール」。ブラックホールほどではないが、周囲の光や物質を飲み込みながら成長するという性質がある。虚数空間のある場所は自衛隊の基地が設置されており、人工雲などでカモフラージュされているので存在は世間には知られていない。その原因は2003年10月13日15:34、人工磁場シールドの暴走事故により、戦国時代へタイムスリップした陸上自衛隊第三特別実験中隊が引き起こした歴史改変である。実際、彼らが過去へ飛ばされた直後からゴルフボール大のものが出現し始め、2005年の時点では富士山麓の虚数空間は直径数十メートルにまで成長した。世界の侵食を食い止めるため、2005年に「オペレーション・ロメオ」が決行された。陸上自衛隊保有の架空のシステム。本来は太陽からの電磁波「ソーラーマキシマム」から情報・通信回路をシールドする目的で製作された。機器そのものは73式大型トラックに装備され、管制センターからコントロールし2台1組で運用される。プラズマ量が装置の耐久予測値を超えてなお出力を上げた場合、シールド内の直径70メートルの空間全体が「456年前の世界」と74時間26分の間入れ替わってしまう。2003年10月13日15:34、富士山麓演習場で第三特別実験中隊がこの暴走事故により、演習場ごと1547年へ飛ばされ、その直後に各地で虚数空間が出現した。それに対抗し、虚数空間を発生させている原因である第三特別実験中隊の救出と、歪められた歴史の修復を行う作戦「オペレーション・ロメオ」が計画された。そして2005年10月13日12:05、前回の事故を再現し、ロメオ隊が1549年へのタイムスリップを開始した。この作品は劇場公開版のためのプロット的作品という位置付けであり、おおまかな話の流れは一緒だが小説版、劇場版、漫画版の3つでは細かい設定はもちろん、登場人物たちの考えや行動、登場する勢力の装備などがかなり違っている。福井作品らしく、自衛隊の存在意義といったものを提起した内容であるが、原作を意識し、その「歴史を変えようとしながら歴史に呑み込まれていく」という原則を守りながら、それに抗う者達の思いをうまく描き出している。登場人物の半生を描く濃密な描写は少ないものの、熱血キャラの主人公が多い福井作品の中でも異色な、世を捨て斜にかまえた主人公鹿島や、現代に対する虚無感を抱えた的場などの脇役を味わい深く描いている。歴史上実在する人物も登場し、それらの人々の思惑を取り込みつつ、それぞれの信念のもとで戦う事になるが、『戦国自衛隊』とはストーリー、登場人物共に一切関係が無い。並行世界という概念を考えると、ブラックホールのようなものに侵食される現代世界というのは違和感があるが、歴史改変ものについて作者なりに正面から取り組み、しっかりとその意味を読者に問い掛けている。また、軍事的な様子を想像するに難くない用語や細かい交戦規定などの設定が多用されているので、その点でもリアルさを感じられる。なお、福井作品の『Twelve Y. O.』、『亡国のイージス』と設定が一部リンクしており、それらの作品と同様に大量破壊兵器を否定する内容がある。富士山麓演習場で、太陽の電磁波から情報・通信回路をシールドする「アクエリアス計画」実験の最中、偶然の事故で的場一佐を隊長とする「海兵旅団」を含む第三特別混成団が、装備や車両と共に実験エリアごと姿を消してしまう。そして1週間後、時の揺り戻しによって戻ったエリアから一人の武者が現れる。1543年の戦国時代からタイムスリップしてきた。それから6年、現代の富士周辺に「ホール」と呼ばれる原因不明の、あらゆる物質を飲み込んで消滅させる存在が出現する。未来の可能性の一つとして、不安定な存在になってしまった現代は、歴史を変えようとしている何者かから「過去からの攻撃」を受けていたのだった。第三特別混成団を過去から救出すべく、元的場一佐の部下である鹿島は、実験に携わった技術者の神埼、過去からきた武士の七兵衛と共に救助回収部隊のロメオ隊を率いて1549年にタイムスリップする。タイムリミットは揺り戻しの起こる一週間。だが、そこでロメオ隊を待ち受けていたのは、現地人を薬物や防弾甲冑などで強化した羅漢兵、桜の徽章を紋所にした桜衆、そして彼らを率いていたのは織田信長だった……。前半(第1巻)の話の流れは映画版や小説版と大体同じだが、後半(第2巻)になってくると意外な人物がロメオ隊に協力して天導衆に全面対決を挑むなど、登場人物の性格や行動が大きく異なる。ビジュアル的にも天母城の概観や天導衆の装備がかなり違っている。なお、同じ福井作品の『Op.ローズダスト』に登場する T-Pex (テルミット・プラス・エクストラ)が登場する。

出典:wikipedia

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