ヤマイコ・ナバーロ・ペレス（Yamaico Navarro Pérez, 1987年10月31日 - ）は、千葉ロッテマリーンズに所属するドミニカ共和国・サンペドロ・デ・マコリス出身の右投右打のプロ野球選手（内野手）。9月23日にボストン・レッドソックスと契約した。8月20日にダスティン・ペドロイアが故障者リスト入りしたため、40人枠入りを果たした。同日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー。7月2日のヒューストン・アストロズ戦で、J・A・ハップからメジャー初本塁打を放った。2011年7月30日に、マイク・アビレスとのトレードでカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した。2011年12月7日にトレードでピッツバーグ・パイレーツへ移籍。7月4日、飲酒運転で逮捕された。2012年11月30日にトレードでボルチモア・オリオールズへ移籍。6月18日にDFAとなり、10日以内の措置としてマイナー契約に切り替わった。以降はシーズン終了までAAA級でプレーしたが、11月5日にFAとなった。11月19日、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ。1月4日に、解雇された。2014年1月4日に、韓国プロ野球のサムスン・ライオンズと契約を結んだ。同年は、シーズン後半から主に1番打者で起用され31本塁打を記録。韓国シリーズでは4本塁打と活躍しシリーズMVPを受賞し、三星の韓国シリーズ4連覇に貢献した。、ホセ・フェルナンデスらを抜いて、韓国プロ野球の外国人選手シーズン新記録となる48本塁打を記録。また、史上初めて外国人選手として韓国プロ野球ゴールデングラブ二塁手部門を受賞した。条件面で折り合いがつかず再契約せず同年限りで三星を退団。1月13日、年俸120万ドル（約1億4,200万円）の1年契約で、千葉ロッテマリーンズと契約を結んだことが発表された。背番号は17に決まった。2月3日付で支配下選手登録された。2月20日、中日ドラゴンズとのオープン戦に3番・二塁手で出場し、オープン戦初打席の第1打席で左翼場外へ本塁打を放ち、同じく3番・二塁手で出場した翌21日の対日本ハム戦の第2打席で2試合連続となる本塁打を放った。だが同21日の夜、飛行機でのチームの移動のために那覇空港で手荷物検査を受けた際、拳銃の実包1発をバッグに所持していた事が発覚、銃刀法違反容疑で沖縄県警に逮捕された（その後の取り調べで実際に所持していたのは2発だったことが判明した）。23日に那覇地方検察庁に送致され、夜に処分保留で釈放された。その後謹慎していたが、3月22日、不起訴処分となったことが球団から発表された。この件で、2016年3月中のすべての試合の出場停止、パ・リーグおよびイースタン・リーグ公式戦開幕より各々4週間における出場停止、制裁金50万円の処分が科され、また、監督不行き届きによりロッテの山室晋也球団社長が厳重注意、林信平球団本部長と松本尚樹球団本部長補佐兼編成部長が厳重注意及び減給の処分となった。取り調べに対しては、母国のドミニカ共和国の自宅にあった実弾がバッグに入っていたことに気付かなかったと供述したが、ドミニカ共和国では国の許可があれば銃と実弾を所持することができ、MLBでプレーする選手が護身用として拳銃を所持するケースもあるという。4月9日から二軍戦への出場が可能になったが、4月12日にイ・リーグの対読売ジャイアンツ戦において3番・二塁手で初出場した。23日に出場選手登録され、同日の対オリックス・バファローズ戦に6番・二塁手で来日初出場し、初打席は空振り三振だった。8回の第4打席で右中間へ2点適時二塁打を放ち、初安打と初打点を記録した。この試合から5月3日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦まで8試合連続で安打を放った（翌4日の対楽天戦では5打数無安打）。7番・二塁手で出場した11日の対福岡ソフトバンクホークス戦では、8回の第4打席で来日初本塁打を放った。7月5日の対埼玉西武ライオンズ戦では、同点の10回裏一死1,2塁の場面で来日初のサヨナラ適時打を放った。30日、病院で左肩周辺炎と診断され出場選手登録を抹消されたが、8月3日の再検査では大きな異常は見られなかった。5日、母国ドミニカにいる婚約者の出産に立ち会うため一時帰国し、13日に再来日した。

出典:wikipedia