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ドラえもん (架空のキャラクター)

ドラえもんは、藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』に登場する架空のネコ型ロボット。漫画作品『ドラえもん』の主人公。量産型の子守用ネコ型ロボット(友達タイプ)。性別は雄。何をやらせてもドジばかりの小学生・野比のび太を一人前の大人にするため、22世紀の未来からやってきた。普段はのび太の家に居候しており、のび太の部屋の押入れがドラえもんの寝床となっている。親類として、子守用ネコ型ロボットのサポートのために特注で作られた、妹のドラミがいる。なお、テレビアニメ第2作第1期でのみの設定として、2125年にはすでにネコ型ロボットタイプ直系の後継機がロールアウトしており、発展型の「スーパードラえもん」が22世紀デパートで高級品として販売されている(容姿は現在のドラえもんに耳をつけ、眉を凜々しくしたもの)。『ドラえもん百科』では「特定意志薄弱児童監視指導員」の肩書きを持つ。テレビアニメ第2作第2期では個体番号MS-903となっている。作中のメインとなるのび太の小学生時代において、周りの人間と同じような行動(普通に外出するなど)にも関わらず、奇妙な目で見られるようなことはほぼない。なお彼は、通りかかった知らない人から道を聞かれることさえある。ストーリーのほとんどがのび太の目線で描かれており、ドラえもんの目線で描かれることは比較的少数であるが、ドラえもんが主役として活躍する話も存在する。そのためのび太が主人公という見方も出来るが、作者は「物語の主人公はドラえもんで、のび太は副主人公である」といった発言をしている。ただし、原作では『ドラミちゃん』として描かれた作品を『ドラえもん』に統合している話もあるため、全話登場していない。アニメ版では全話登場している。以下は、てんとう虫コミックス11巻掲載「ドラえもん百科」、「決定版ドラえもんじてん」内「ドラえもん講座3 出生のひみつ」ならびにFFランド7、8巻巻末特集、『2112年度版ドラえもん道具カタログ』における設定。2112年9月3日(乙女座)、トーキョーマツシバロボット工場で製造されたネコ型ロボット第1号。当日の量産ラインにおいて、1台目(第0号)の次である2台目として生まれた。だが、時を同じくして時間犯罪者のドルマンスタインがタイムパトロールからの逃亡のためワープを行い、これによって引き起こされた稲妻が落雷として組み立て中のドラえもんに直撃する。この衝撃で本体からネジが1本欠落した上に生産ライン上から転落し、他のネコ型ロボットより少々不器用になる後遺症を持ったため、ロボット養成学校では特別クラスへ編入。ここで後の「ザ・ドラえもんズ」となる友人らと出会う。ロボット学校在学中に行われたロボットオーディションにて、幼児だったセワシが間違って購入ボタンを押したことで、子守用ロボットとしてセワシの家で働くこととなる。その後、セワシを幸せにするため、最も出来の悪い先祖「のび太」の未来を変える使命を持ってのび太の家へと送り込まれた。なお、方倉設定では「ドラえもん」の「えもん」がひらがなで表記されているのは、ロボット戸籍調査員に名前を聞かれた際に「えもん」をカタカナで書けなかったということになっている。また、バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」では「未来から来たロボットなのに古い時代の『えもん』を付けることによって逆転のおかしさを狙ったのではないか」という伊藤善章(藤子プロ社長)の考えが紹介された。また、原作者の藤子・F・不二雄が落語好きであることから小噺でも話される土左衛門から来ているのでは、との説もある。『ドラえもん (2005年のテレビアニメ)』では、最初期のオープニング『ドラえもんのうた(女子十二楽坊版)』や本編『ドラえもんが生まれ変わる日』と『走れドラえもん!銀河グランプリ』、『ドラえもんの100年タイムカプセル』で改めて誕生秘話が描かれており、『生まれ変わる日』では新設定とほぼ同じで(作られた直後、普通のカミナリが当たってネジを吐いてしまう。そのため不器用になりみんなに笑われてしまった)、『銀河グランプリ』『100年タイムカプセル』(「ドラえもんが生まれ変わる日」と比べて、作られた場所がやや異なり、カミナリも落ちていない)ではネズミに耳がかじられその姿を見て青くなった旧設定に近い設定で描写された。しかし『スーパーレディオステーション ドラチャン★ドラヂオ』(2012年9月3日発信)ではまた誕生秘話が語られており、青くなった理由が3日3晩泣き続けてメッキがはがれて青くなった設定に戻っている(耳をかじったネズミは変更されず、普通のネズミである)。『ドラえもんが生まれ変わる日』のパーティーシーンや『走れドラえもん!銀河グランプリ』に登場する集合写真を見る限り、ロボット学校同期のロボットはノラミャー子以外、パワえもんを含め全て同型の(黄色い耳がある)猫型子守ロボットであり、ザ・ドラえもんズのメンバーは描かれていない。球状の頭部と胴体、短い手足をもっている。実物のネコの体毛によくあるように、体と顔面・腹部でツートンに色分けされていて、体は青色で顔面と腹部は白色になっている。鼻としっぽの先は赤色である。はじめに造られたときは耳がついており、体には黄色いメッキで塗装されていた(原作では製造当初から青色)。だが工作用ネズミロボットに耳を齧られたのち、ひみつ道具「悲劇の素」を誤って飲み号泣した振動でメッキが剥げ、ガラガラ声になってしまった(初期設定ではネズミに耳を齧られた姿を鏡で見て青ざめたため、前述の3日3晩泣き続けたため、他にも耳が無くなった悲しみで砂浜を走ったため、などがある)。連載初期はやや胴が頭より大きく雪だるまのようなずんぐりした体型で、しっぽの先が青く、体は現在より淡い青色で光沢も見られた。また、手足は長い間肌色一色で、初期のグッズでは手足が肌色に塗られたおもちゃも存在した。全身には「極微反重力特殊コーティング」が施されており、ゴミや泥は軽くふき取るだけできれいになる。「タヌキ」呼ばわりされると怒る最初期には滑空能力があったようで、タケコプターが無いのにも関わらず空を飛んでいた。体は頑丈で、ひみつ道具を使わなくとも高水圧の深海や宇宙空間でもそのまま活動可能。酸(のような液体)にも溶けない。衝撃にも強く、ガス爆発の中心にいたとしても体は原型を留めていた。その一方で、普通に殴られたりしてタンコブや目の周りの青痣ができたりと傷を負う描写も多々あったりする。しかし寒さには極端に弱く、風邪をひくこともある。だが『クイズは地球をめぐる』では、北極点へ移動したにも関わらず全く寒がっていなかった(のび太は震えていた)ことや、『ドラえもん 宇宙大探検』ではひみつ道具を使用せず太陽に至近距離まで近づいていたにもかかわらず、ドラえもん自身には何ら影響がなかった(全く暑がらなかった)こともある。さらにアニメ第2作第2期「日食を見よう」では空から宇宙空間までの過酷な環境を平気で走り切っていた。暑さにも若干弱く、蚊に刺されることもある。本人によると、高級なロボットだからとのこと。ただし、機械ゆえに電気には弱く、雷や電撃で故障することが多い。体内に流れているオイルはドラミにも使用されたものと同じ容器に入っていたため、彼女とは兄妹関係にある。だが、2人に入れたオイルは長期間保存されていたため、使用時には良質な成分が沈殿していた。そのため、上半分の濃度の薄いオイルを使って作られたドラえもんよりも、下半分の濃い良質なオイルを使って作られたドラミの方が性能がよいとされている。身長について、のび太を見下ろさない高さとして1969年当時の小学4年生女子の平均身長(小学4年生男女混合の平均身長)である129.3センチメートルに設定したという。ただし連載が進むにつれ、のび太より若干低く描かれるようになった。なお、アニメではドラえもんの身長は1メートル程度になるよう作画されている。体重は129.3キロとのことだが、のび太の頭に乗ったり、のび太がドラえもんを抱き上げたり、のび太とシーソーに乗ったりのび太と対等に取っ組み合いの喧嘩をするような描写もある。またジャイアンに一方的に殴られることが多いが、ドラえもんが一方的に殴り倒したこともある。ドラミと違ってドラえもんに眉毛はない。野比家に居候を始めてから、家族同様の扱いを受けている。映画『のび太とロボット王国』のラストシーンでは、玉子が「ドラちゃんも私の子供よ」と発言している。反応速度は非常に速く、まれに瞬時にひみつ道具を取り出し使用することもある。連載最初期はロボットとしてはあまりできがよくないという設定が前面に出されていて、かなり間が抜けた性格でのび太顔負けのひどいドジを踏むことが多かった。扉ページや雑誌の予告のキャッチコピーでは、「できそこないのロボット・ドラえもんが大あばれ。」といったふうに、「できそこない」と強調されることがたびたびあった。「イヌとネコのできそこないのロボット」などと書かれていたこともある。丸く太めの体型で、胴部にはシンボルでもある四次元ポケットを装着している。また、胴部はメンテナンスハッチでもあり、故障した時は自らその部分を開けていたこともあった。その体型から、しばしばタヌキと間違われる。だが、本人はそれを極度に嫌っており、そのように言われると激昂する。他に海坊主、地蔵、タコ、フグと言われ、アメリカ版ではアザラシと間違えられている『ドラえもん のび太の大魔境』ではタヌキと言われたことに腹を立て、隠れているのも忘れて怒鳴り散らしてしまった。『のび太とアニマル惑星』ではネコミミを付けてもタヌキと間違われたが、本当のタヌキから「タヌキの何が悪いんだ?」と言われたり、チッポの父親達から「タヌキ…いや、ネコさん」と何度も訂正されるので「もうタヌキでもネコでも何でもいいです」と諦めた。また、アニメ「幸せな人魚姫」では青いタコとも言われたり(本人によると、タコと言われるのは初めて)、『のび太の人魚大海戦』では、地上の動物の知識がないとはいえ、ソフィアやハリ坊たちゲストキャラクターから「青いフグ」と呼ばれたこともある。『のび太と奇跡の島』でも、住民や、ドードーから、タヌキと言われるほどである。また、デブと思われることも嫌がっており、太めの体型を気にしている描写が何度となく登場している。ロボットでありながら、ダイエットに挑戦したこともある。石頭であり、道具が使えなくなった際の「最後の武器」となる。大長編では、自らの頭で壁を突き破りガスタンクに穴を開けるなどの特攻を見せたこともある。また地下から地上まで地面を突き破り、敵のタイムマシンを破壊したことがある。だがクッションのようにやわらかい描写や、狩人の矢が貫通している描写もあり、作品によってその強度は一定ではない。また、顔や頭が大きいことを気にしており、「風船のような頭」「フーセンダヌキ」と言われると怒る。前述のように、ネズミ(あるいはそれを象ったロボット)によって齧られたために、耳が存在しない。しかし、聴覚機能は電子頭脳に組み込まれており、外部からは見えないものの、聴覚を感受する「高感度音波測定イヤー」と呼ばれる装置が、頭部両側に内蔵されている。そのため、ジャイアンの歌などで人間でいう耳を押さえるような動作をする時は、目の横の部分を押さえる。「耳バン」を貼る位置から、人間の耳とほぼ同じ位置にこの装置があることがわかる。失った耳は集音機であり、この装置と併用して遠くの音や人間の耳で聞き取れない音波を感知できるが、集音機がない現在では人間の耳と同様の聴力しかなく、耳が元の状態なら町中の音を聞くことができたという。ただし、未来の病院の医者ロボットはドラえもんの治療の際に、耳を「単なる飾り」だと言っていた。妹のドラミはリボンが耳になっており取り外しや折りたたんだりできる。また、友達のエル・マタドーラは耳の代わりに角があり、こちらは伸ばすことができる。目は赤外線アイで、暗闇の中でも普通に行動できるようになっており、現在も普通に機能している。涙に相当する物もあり、よく涙を流して泣く所が見られる。口は洗面器をまるのみにできるほど大きい。内部には「オートフードカッター」と呼ばれる歯があり、怒ったときなどに見せることがある。これまで発表された内部解析図には歯茎の記載がなかったが、『のび太の恐竜2006』などで歯茎のある描写が散見される。舌も存在し、ドラ焼きの味に対するこだわり(詳しくは後述)もあることから、人間並みの味覚も備えている模様。涎を垂らす描写があるなど唾液に相当する物もあるが成分は不明。鼻は常人の20倍の嗅覚を持つ「強力ハナ」で鼻水や鼻提灯を出すこともある。また、『STAND BY ME』では「成し遂げプログラム」(後述)の起動スイッチ(ダイヤル式)を兼ねている。鼻の周囲には周囲の物体を感知する3対の「レーダーひげ」があるが、それらはいずれも故障中。なお、ひげは抜き差しが自在だが、引っぱられると痛いらしく、一本でも抜けると力がなくなってしまう場合もある。また、隠し事をするとひげが震える。「ペタリハンド」と呼ばれるゴムのように変形可能な球形の手であり、思い通りの物を吸い付ける力がある。また、指がない代わりに人間と同じ5本の牽引ビームがその代役を果たしているため、物を摑んだり、握ったり、手袋型の道具を使用することも可能。ただし、手は決して器用とは言えない描写が多く、絵が下手だったり、あやとりを嫌っていたりする。また、指が見えないためにじゃんけんはグーしか出せない。力は129.3馬力で、一般人男性より遥かに力持ちであり、どこでもドアやもしもボックスなどの大型の道具を軽々と出したり、映画『のび太の日本誕生』ではジャイアンとスネ夫が2人がかりで運んでる材木を頭に載せて軽々運ぶシーンがある他、てんコミ10巻「ねがい星」では、ジャイアンとスネ夫が2人がかりでも掘り尽くせない深さの穴を普通のスコップを使い一人で掘った事がある。のび太ほどではないが、銃の腕前は良い。20巻収録「ツモリガン」では早撃ちでのび太に勝ったり、映画『のび太と銀河超特急』では射撃大会(的に2発以上命中すれば合格)で6発中3発命中して合格している。なお、手が球状なのは子守ロボットであるため、子供を傷つけないようにという配慮である。足は反重力装置により地面から3ミリメートル宙に浮いている。そのため靴を履く必要はない。その空気圧により歩くときに音がする(もともとは歩くときに音が出ない仕組みの「へんぺい足」だったが、今は壊れている。だがドラミは宙に浮いていない)。この設定は、「家でも外でも常に裸足だ」という読者の指摘を受けて発表されたもの。原作者の藤子・F・不二雄もこれを知り仰天したという。当人は足の短いことを気にしているようで、長い足にあこがれる描写が何度かあった。。最初のころはもう少し長かったが、もっと伸ばそうとして足を伸ばす装置を使い、装置のバネが壊れて足がめりこみ逆に足が短くなってしまったという設定もある。なお足は短足だが、原作では特に正座や胡座をしている場面がある。子供の情操教育に役立つよう人間同様の豊かな感情を表現する感情回路を組み込んでいるほか、電子頭脳「ウルトラスーパーデラックスコンピューター」を持つ。とは言ってもこれらの装置はあくまで思考を人に理解させるための物に過ぎず、ロボットでありながらドラえもんは魂や命、心(自我)を持っており(うらめしドロップや入れかえロープが使えたり、のび太たちもドラえもんが危ない状況になると「死んでしまう」と発言したりしている)、夢を見ることもできる。日々道具の手入れを施しているだけあって機械には強く、あまり複雑でない機械ならすぐに直したり、改造したりしている。特殊な言語能力として、ネコとは「ネコ語」(ネコの鳴き声)での会話が可能。ただし、ネコ以外の動物言語や日本語以外の言語は理解できず、「動物語ヘッドホン」や「ほんやくコンニャク」に頼ることになる。人間同様に眠気を覚えたり睡眠を摂る描写もあり、たびたび寝ている所を起こされてブチ切れたこともあった(てんコミ5巻『ドラえもんだらけ』など)。またネズミへの恐怖心から精神に異常を来すような描写もあった(てんコミ7巻『ネズミとばくだん』など)。ひみつ道具を使用するが、ひみつ道具を最大限に利用する(2つ以上の道具を使う等)のび太やひみつ道具を上手に使いこなすしずかに劣る面がある。現在はそれなりに知能が高い設定だが、連載初期は暗算能力も一般的な人間なみであり、複雑な計算は筆算や電卓に頼ったりしていた。更に、極初期は欠陥といえるほどの酷い性能であった。『ドラえもん びっくり全百科 ドラえもんとドラミちゃん』によると頭の良さはドラミの3分の1。ドラえもんの体は汚れないようにコーティングされているため、基本的には、人間のように衣服は着ない。数少ない装着品が、首にある鈴の付いた赤い首輪である(四次元ポケットについては後述)。この鈴はもともと「ネコあつめすず」(「ニャ〜ン」と鳴る)というものだった。その鈴は長期間故障していたが、いつか修理するつもりであり、そして心の支えとして大事に着けていた。現在は、部品を交換して小型カメラに使用されている。「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」では新品を購入する以上の費用を投じて修理したと言っているほか、ドラえもんは鈴を付けていないとドラネコ化してしまう。「のび太と未来ノート」では非常用として携帯用時空間取換え機が収納されていた。腹部にあるポケットは「四次元ポケット」という道具の一種である。カートリッジ式で脱着および洗濯が可能だが、一度洗った時に中に大量に水が入っていた。この装置は未来の科学技術を利用した大小さまざまな道具を四次元空間に収納しておき、自在に取り出すことができるもの。内部にはイメージ検索機能が取り付けられているためイメージしただけで道具が引っ張りだせる。ただし、乱雑に道具を収納していたり、しっかりと道具をイメージできなかったり、ポケット内の整理を怠って四次元空間にホコリを溜めたりすると、イメージ通りに道具が取り出せないことがままある。日用品なども入っている(ついつい入れたくなってしまうらしい)。普段からきちんと整理整頓をしていないため、「あれでもない、これでもない」と言って目的の道具を取り出すまでに多数の無関係な道具やガラクタを周辺に撒き散らすことがお約束のギャグになっている。その描写は、特に大長編の危機的状況下で多く見られ、ドラえもん本人もその状況に対し「肝心な時はいつもこうだ」と発言している。道具を取り出す時には道具の名前を言いながら道具本体を高く掲げる演出が癖となっている(まれにひみつ道具ではないものを出すこともあり、その際は「普通の」「ただの」と付けることもある)。特に、アニメ第2作第1期ではその時に効果音が鳴り、バックはパカパカで表現されていた。なお、ドラえもんもこれを行わないと気分が乗らないらしく、「地球セット」をのび太が無理やり取り出した際にわざわざ一度しまった後にこの動作を行っていたり「では、あらためて」などと言って言い直したりする。お笑い芸人などがドラえもんの物まねをする際には、この場面をよくもじった物が登場するが、その際に「チャラララッチャラーン」という音楽を使っている者が多く、ジャイ子役の山崎バニラが「自分の考えたひみつ道具」をドラえもん内で紹介した際にも大正琴でこの音楽を演奏した。しかし、実際はそのような音楽は使われたことは一度もない。アニメ第2作第2期では効果音として「テッテテー」というファンファーレが鳴り、背景も変更されている。なお道具については、マシンガンやジャンボガン(戦車を一撃で吹っ飛ばす威力)や熱線銃(鉄筋のビルを煙にする破壊力)、地球破壊爆弾や原子核破壊砲など兵器の類が出てくることもあった(てんコミ7巻『ネズミとばくだん』など)。またてんコミ10巻「ねがい星」では不要な道具を空き地に穴を掘って埋めているシーンがあった。声は1980年放送のお正月スペシャル『ドラえもんびっくり全百科』の旧設定では「ドラえもんVSドラえもん」の黄色いドラえもんは高橋和枝が担当し、現在とは異なる声だったが、耳をかじられ鏡を見て青ざめたエピソードでは声変わりについて語られていない。1995年の映画『2112年 ドラえもん誕生』の新設定では元来はかわいらしい声で(横山智佐が担当)、「悲劇の素」を飲んでさんざん泣き叫んだためにガラガラ声(大山のぶ代の声)になってしまったとされている。また、どら声の上に音痴である。一方、テレビ朝日第2期のアニメでは、『走れドラえもん!銀河グランプリ』のエピソードでは作られたときから声は変わっていないという設定だが、2012年4月27日放送『ドラえもんの100年タイムカプセル』では生まれたてのドラえもんは現在の声より高い声であり、また水田自身のブログでねずみに耳をかじられたショックで声が変わったことを語っていることから、現在も声変わりの設定は残っている模様。体内には、原子程度に分解してエネルギーに変換する「原子炉」と呼ばれる胃袋を有し、人間同様に食事をする(原子力で動いているわけではない)。基本的に人間と同じものを食べる。食べた物の消化率は100%、動物のように糞尿は一切排出しなくてもすむが、放屁したりトイレに行って用を足しているようなシーンも存在する。ドラえもんは子守用のロボットとして作られたため、子供にトイレのしつけをするためにトイレで用を足すという設定もある。ドラえもん自身も、アイディアを考えるときに行くと言っている。なお、2012年刊行の「My First BIG 未来の国からはるばると編」(廉価版コミックス)掲載の「ドラえもん大事典」のみ、「原子炉」との表記が削除されている(てんとう虫コミックス11巻や藤子・F・不二雄大全集20巻では変更なし)。ひみつ道具のうち薬品の類が人間同様に効くことも判明している(てんコミ5巻『のろのろ、じたばた』など)。しっぽがメインスイッチになっており、引っ張ると全機能が停止するほか、再起動もしっぽを使う。初期設定では「しっぽは自らの姿を消す機能も備えている」とされ、大全集1巻「未来から来たドラえもん」(1970年1月号掲載)やてんコミ3巻「ああ、好き、好き、好き!」(1970年9月号掲載)、大全集1巻「のび太が強くなる」(1970年3月号掲載)のほか大全集1巻「オーケーマイク」(1970年3月号掲載)に大全集1巻「やきゅうそうどう」(1970年2月号掲載)、てんコミ3巻「白ゆりのような女の子」(1970年6月号掲載)など、頻繁にこの機能を使用していた。後期では原作者により「便利すぎた」とされ、使用されなくなった。また、「のび太が強くなる」では透明になったまま疲れ果てて気絶した上のび太の先生に踏まれてひげが抜けて力を失っている。機嫌が悪いときはしっぽがゆれる。この特徴は実際のネコと同様。また、喜んでいる時もしっぽがゆれる。「のび太と未来ノート」ではエネルギー切れになった際、頭から装置が出て、地熱(温泉につかる)、風力(大きくしたタケコプターを装置に取り付け、風でそれが回る)、太陽光(大きな虫眼鏡で集められた光が装置に当たること)で回復していた。「STAND BY ME」では、「成し遂げプログラム」と呼ばれる装置が搭載されている。これは、ドラえもんがセワシの命令や意向に反する言動を取ると懲罰として身体中に電流が流れるというプログラムであり、のび太の世話を嫌がるドラえもんに役目を果たさせるべく、セワシが強制的に起動した。ドラ焼きが大好物。22世紀にいたころ、ダンス用ネコ型ロボットのノラミャー子からドラ焼きをもらい、そのときから好物となった。また2002年の大晦日スペシャルで放送された原作第一話をアニメ化した「未来の国からはるばると」では野比家にはじめて来た時に、のび太のドラ焼きを食べていた(初めて食べたかは明確になっていない)。ただし、実際に原作第一話で野比家で食べたのはドラ焼きではなく餅であり、「未来の国からはるばると」を最初にアニメ化した1980年のびっくり全百科でも原作通りに餅を食べていた)。­テレビアニメ第2作第2期で描かれた「未来の国からはるばると」でも餅はドラ焼きに変更されているが同じく「初めて食べた」とは言っていない。そのこだわりはとても強く、甘すぎるドラ焼きは邪道という持論を持つ。ドラ焼きを売る菓子屋の主人と、味をめぐって論争したこともあり、挙句の果てにひみつ道具を使ってまで自分の主張を無理やりおし通した。のび太の部屋を埋め尽くすほどの世界一大きなドラ焼きを1人で完食したことや、ドラ焼き大食いコンテストでの優勝経験もある。ドラ焼きを食べない日が続くと禁断症状が起きたり、餓鬼のように貪ったりする。ただし、恋の病になったときには受け付けない。ドラ焼き3つの早食い競争の記録は0.1秒である。しかし、タイムパラドックスの発生を恐れてドラ焼きを口にしないときもある。ちなみに好物のどら焼きでもネズミの形をしていたり、ネズミキャラクターの焼き印が押されていた場合、食べる事が出来ない。ドラ焼きの大安売りと聞けば、たとえ妄言でもすべてを放り出して店に直行する。道具を貸すのを渋っているときも、目の前にドラ焼きを出されるとたやすく貸してしまうことも少なくなく、のび太以上に悪知恵が働くこともしばしば。ドラ焼きの成分はドラえもんのエネルギー源に最適だともされている。大長編などで遠出した時はお菓子であるドラ焼きで食事を済ませることがほとんどで、大抵の食事シーンでドラ焼きを食べている。他のメンバーが全員同じ物を食べている時も一人だけドラ焼きを食べていることが多かった。それ以外を食べたのはドラ焼きがどうしても手に入らない場合や、他者に食事を出された時くらいであった。他には上記の通り、初めてのび太の家に来たときに初めて餅を食べたことで、餅を好んでいた時期もあった。他に「大好き」だと発言したものにはスイカがある。また、2014年放映のアメリカ合衆国ローカライゼーション版アニメでは、米国の風俗にあわせてピザを食べるようになったり、「健康的な食生活を推進すること」が放送基準になっているため、ドラ焼き(英語名:Yummy Buns、ヤミーバンズ)を食べる場面でも日本語版より控えめになっている。ドラえもんは前述したように、友達タイプの子守ロボットであるため、基本的に趣味や遊びも子供の範疇で収まっている。特にのび太同様、漫画を読んでいる場面が多い。その他、ジグソーパズル、スライムなどで遊んでいる場面があった。また、遊ぶだけでなくひみつ道具のメンテナンスに精を出すことも。作品後期になると外出し、後述のネコたちと交流している描写も目立つ。ネコ型ロボットだけあって野比家の近所のネコとも親交があり、ネコの悩み相談を受けてあげたり、一堂に会してパーティを開くこともある。ガールフレンドのメスネコもいるが、タマ、ミイ、シロなど話によってさまざま。おもちゃのネコに恋したこともある。このように原作では一匹に絞っていないが、「タマちゃん」と親しく付き合っている場面が多い。アニメではおもにミーちゃんのみに絞られている。なお、のび太のもとへ来る前は、22世紀にてダンス用ネコ型ロボットノラミャー子と恋愛関係にあったが、現在の関係は不明(原作では破局)、なおスペシャルにおいて『2112年 ドラえもん誕生』が再放送された後の発言からまだノラミャー子との関係は続いているような発言をしておりその場にいた現代のガールフレンドであるミーちゃんがショックを受けている。『のび太のワンニャン時空伝』では猫型人間のシャミーに一目ぼれし、熱烈なアタックを繰り返していた。原作30周年記念スペシャルのドラえもんクイズの「ドラえもんガールフレンドの名前は?」ではスネ夫に「いっぱいいた」と言われている。メスネコのガールフレンドがいるが、上述のようにエピソードによって名前が変わっている。その一方で、ネコ型ロボットでありながら、星野スミレ、丸井マリや伊藤つばさといった人間の女性アイドルにも熱を上げている。『のび太のひみつ道具博物館』では押し入れに伊藤つばさのポスターを貼っていた。また、のび太と同様、しずかの入浴シーンを覗こうとするシーンもあったりするが、のび太を止めることが多い(実は、話の中で最初にしずかの入浴を覗いたのはドラえもんである)。前述の通り、昼寝中に耳をかじられたためにネズミを恐れており、「ネズミの“ネ”の字を聞いただけでぞっとする」と発言するなど、異常と言えるほどに嫌っている(ただし、三谷幸広の作品『ザ・ドラえもんズ』においてのみ、耳があるころからネズミ嫌いだったとする描写がある)。同系であるハムスターも苦手。同じ藤子作品『チンプイ』の登場人物であるネズミ型宇宙人のチンプイも苦手。大長編『のび太の恐竜』では中生代の原始哺乳類がネズミそっくりなので最初は怖がって驚いたが(小学館コロコロ文庫では94ページ)、のび太から「白亜紀にネズミがいるのか」と言われて、よく見て確認して説明していた(「進化退化放射線源」ではネズミの先祖はネズミ型の原始哺乳類の前は哺乳類型爬虫類、今の名では単弓類)。ひと目ネズミを見ると、つんざくような悲鳴をあげてその場から逃げ出す。恐怖のあまり、気を失ってしまうことも少なくない。ネズミ怖さに気が変になることも多く、果ては野比家に潜むネズミを駆除するために、「地球破壊爆弾」などの兵器でもろとも吹っ飛ばそうとしたこともあった。ネズミから逃げるためには電燈に上ったり、天井に張り付くこともある。ゲーム『ギガゾンビの逆襲』では、ネズミ系統の敵と遭遇すると戦闘開始時に必ず麻痺してしまうという形でネズミ嫌いを再現している。実物のネズミだけでなく、びっくり箱やいたずらカメラなどからネズミの人形が飛び出してきただけでも逃げてしまうこともある。しかし、「映すとバッジになるカメラ」では「あれっ?」と普通に驚いただけの時もあり、連載初期にはのび太を助けるため、ネズミに果敢に立ち向かったこともあった。一度だけ、四次元ポケットからあわてて道具を取り出そうとしたときに、ポケットの中からネズミが出てきたことがある。ただしこのことは一瞬であり、ドラえもん本人も気付いていない。設定によれば、ネズミを見たときの足の速さは129.3km/h(普段は12km/h)、跳躍力は129.3センチメートル。気絶する可能性は50パーセント。他にドラえもんが大嫌いなものとして「寒さ」があり、寒がりののび太よりずっと寒がりで、寒さに震え、こたつや毛布にくるまっている描写は多い。アニメでは「歌にもあるじゃない、『猫はコタツで丸くなる』ってね」といって二度寝する描写がある。が、『のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』では、寒い地域でもあまり寒そうにしていない。また嫌いなものというわけではないが、タヌキと間違われることに強いコンプレックスを抱いており、そう呼ばれるたびに憤慨する。その他、クモが大嫌いという話もある。基本的には思いやりがあり穏やかな性格だが、思っていることを包み隠さずに表現する傾向があり、時として辛辣な一面を見せることもある。子守用ロボットなので世話好きだが、余計な世話を焼くことも少なくない。第2期アニメ版の「大パニック!スーパー赤ちゃん」では子守用ロボットなのにも関わらず、後から子守をしたジャイアンよりも下手で、子供を泣かしてしまったこともあった。けんかをすることもあるが、のび太とは深い友情関係で結ばれている。2人は、最良の友人としてお互いを認め合っている。ドラえもんは、たとえ体の調子が悪くてものび太のことを心配して未来へ帰りたがらないほどにのび太を思っているが、突き放すような態度を取ることも少なくない。正義感が強く、基本的に不当な仕打ちに対しては立ち上がらずにはいられない。しかし、のび太がいじめられた時は「それはひどい!!」と激昂したりもすれば、マンガを読んだりドラ焼きを食べたりしながら冷たい対応をするなど、その場のテンションでのび太に対する対応がかなり異なる。初期の頃は前述の通りのび太の話を聞くなり部屋を飛び出して復讐するなどかなりエキセントリックであったが、後期になるにつれて「いつものことじゃない」などと言い放つなど冷静になっていく。ただし、のび太の無気力さや無頓着さ、不甲斐なさに耐えかねて、のび太が道具をせがまなくてもドラえもんが自ら道具を出すこともある。また、ジャイアンにやられた時とスネ夫にやられた時の対応が微妙に異なっている(ジャイアンの時は「やられたらやりかえせ!」などと叱咤し、すぐには道具を出したりしないが、スネ夫の時は「負けてたまるか!」などと言ってすぐに道具を出す場合が多い)。またいじめに関しても暴力によるいじめには前述の通り叱咤することも多いがジャイアンとスネ夫が他の友人たちにのび太を徹底的に無視することを強要した時には「なんというひきょうで、ざんこくで、いんけんないじめ方だ。」と激昂して二人を「そんなことするやつは人間のくずだ!!」と激しく非難したこともある。(テレビアニメ第2作第1期ではさらに「ごみだ」、「ばい菌だ」とまで言っている。)。通常は、ジャイアンやスネ夫にいじめられているのび太の味方をして、のび太が2人へ仕返しをする手助けをすることが多いが、のび太が調子に乗って増長した時には彼を懲らしめる役に回ることも多々あり、またそのことによりジャイアンとスネ夫が被害者になった時には、今度は逆に彼らの味方をして協力してのび太にお仕置きをする場合もしばしばある。だが時に、スネ夫をジャイアンから庇い、それが報われなかったにもかかわらず、その後でのび太が大人達に叱られるように仕向けるといった、理不尽な懲らしめ方もしていた。ジャイアンにひみつ道具を強奪されたのび太に対して彼にも責任があると考え、無理矢理、ひみつ道具を奪還させるなど厳しい一面も持つが妙に大らかでお人好しなところもあり、のび太が止めてもスネ夫、ジャイアンにひみつ道具を貸して、彼らがトラブルを起こしてしまうこともある。あらゆるひみつ道具をポケットの中に入れているが、ひみつ道具の管理が杜撰であり、道具をその場(のび太の部屋、空き地など)に置きっぱなしにして出かける、意味不明な道具をのび太に貸す、ひみつ道具の選択・使用方法を間違える、欠陥品や修理中の道具をポケットの中に入れたままにしておく、ひみつ道具の重要な事(欠点など)を後になってからのび太達に説明する等、かなりいい加減な面が目立っており、その行動がのび太達が被害に遭ったり、恥をかく原因の一つとなっている。ひみつ道具によって大惨事・大問題が起こった際、「そんなものを勝手に使う奴があるか!」などと言い、のび太のせいにする面が見られる(のび太自身にも問題はある)。テレビアニメ第2作第1期ではのび太から「ドラえもんの出す道具はロクなものじゃない」と文句を言われており、ドラえもん本人はこの事を気にしているらしく、「それを言っちゃおしまいだ」と返している。慌てると完全に冷静さを失い、思い通りに道具を出せなくなるほど混乱し、役に立たない日用品や修理中のひみつ道具を出してしまう。その様は、のび太からでさえ「あわてるとだめなやつ」と言われている。ひみつ道具を使って図に乗るのび太を制止する冷静さもあるが、自分まで調子に乗って問題をエスカレートさせることも多い。早とちりが原因で大惨事を招いたことも多々ある。思ったことを包み隠さず、そのまま口に出すことが多く、相手の気持ちを考えず物事を正直に指摘してのび太を怒らせたり、機嫌を損ねさせたことも少なくない(「どうも僕は口が下手でいけない」と言っていることから自覚はあるようである)。野比家からは家族の一員として扱われており、家の手伝いをする事がある。のび太らの保護者に絶大な信頼がある。ピクニックや旅行の際に母親に了解を得る場面があるが、「ドラえもんがいるなら安心」と子供の面倒のすべてを任されている。また、野比家以外の人々からも違和感を持たれることなく存在を認知されているようで、ドラえもんが街の中を歩いていても周囲の人々から奇異や差別の目で見られることはほとんどなく、どこへ行っても大抵の場合は普通の人間と変わらない扱いを受けている。大規模な戦いがある大長編シリーズでは、のび太がカリスマ性でリーダーシップをとる(のび太がリーダーとしての立場に就く場合はドラえもんはサブリーダーのような役割をとることが多い)のに対し、彼は頭脳でみんなをまとめる指揮官としてのリーダーシップを担うことが多い。時には厳格なまでに現実主義者の一面を見せる。知能はそれなりに高く知識も豊富でのび太に恐竜の種類を説明していることもあった。22世紀までの地球の歴史もある程度は把握している。現在の子供たちが学校で習うことはもちろん、雑学的知識も多く把握している。しかし、ロボット養成学校在学時には頭はあまりいい方ではなく筆記試験で0点を取ったこともある。幅広い知識を持っている割りに、意外なことを知らないことがある。日本テレビ版アニメでは、序盤は当時、中年男性だった富田耕生が声優を担当したこともあって、非常におっとりとした親父臭い性格に設定されていた。担当声優が野沢雅子に代わって以降、原作の連載初期のような短気で自己主張が強く活発で好戦的な性格に変更され、近所の相撲大会や小学校のラジオ体操などの行事に参加したり、のび太と一緒にのび太の父親に海水浴に連れていくことを強請る描写があり、原作以上に子供らしい性格に描かれている。大山のぶ代が声を担当したテレビ朝日版アニメでは、保護者的側面が強調されてキャラクターづけがなされている。初期の頃は周囲の迷惑を考えずにひみつ道具を見せびらかしたがるなど子供らしい面もあったが、後期になるにつれ落ち着いて来た。現在の水田わさび版では大山版と反対に子供らしさが前面に出ており、のび太と同年代の子供のようなキャラクターに位置づけられている(話によっては逆のこともある)。就寝時はのび太の勉強部屋の押し入れで寝る(のび太の部屋自体で就寝したのは数回だけ)。押入れは天井に照明をつけたり壁の隅に本棚をつけたりと、いろいろと改装されているようである。のび太が学校などで不在の昼間には、一人でマンガを読んだりパズルなどのゲームをして楽しんでいるほか、家事を手伝っていることもある。元旦から日記を書いていたが、200日目(7月19日)以降で怠けて書かなくなった(本人は「三日坊主ののび太よりマシだ」と言っている)。日記の内容は暗号で書かれており、日記を見たのび太達は「ノストラダムスの大予言」と勘違いし、大騒動になった事がある。のび太を呼ぶときに、原作では初期は「のび太くん」、中期以降は「のび太」と呼び捨てでアニメ版では「のび太くん」と呼ぶことが多い。また、原作では口調も「~だぜ」などと割とフランクな口調で会話することが多い。のび太の親のような目上の人物に対しては敬語で話す。『のび太の宇宙開拓史』でも一度呼び捨てしている。また、単行本では全て修正されているが、最初期のアニメ作品や映画『のび太の恐竜』などでは「なのら」と言っていたこともあった。日本テレビ版アニメでは、当初の富田耕生が声優の頃は「あらよっと」という掛け声で道具を出すなど「面倒見のいいおじさん」のようなキャラクターであったが、シリーズ後半に担当声優が野沢雅子に代わって以降、のび太と同年代の子供らしい口調になる。のび太を「のび太」と呼び捨てにし、君付けはしない。「バカ」「のび太と親友になんかなるんじゃなかった」「君には難しかったかな」などとフランクな口調で話していた。また、語尾が「~よ」、「~なのよ」であるのが特徴的。アニメ第2作第1期ではのび太を「のび太くん」と君付けで呼んで保護者的に接しているが(初期では「のび太」と呼び捨てで呼んでいた。また興奮した時や非常事態時に「のび太!」と呼び捨てにすることもまれにあった)。道具を悪用したのび太に対して怒り、最終的に自業自得で酷い目に遭うのび太に「ぼく、知らな~い」と返す展開が多かった。アニメ第2作第2期ではフランクな口調であるが、第2作第1期同様、のび太を「のび太くん」と呼んでいる。だが、なまけたり道具を悪用したりするのび太を叱るときなどに「のび太!」と呼び捨てにする場合も時折ある。また、第2作第1期ではドラえもんを「保護者」として描いていたのに対し、第2作第2期では2007年9月7日放送の「ドラえもんが生まれ変わる日」において、ドラえもんを「(のび太と)一緒に成長する子守りロボット」として描いていることが作中で提示されている。そのため、のび太の目線に近いキャラクターとして設定され原作初期同様に自ら騒動を引き起こすことも多い。また、のび太が道具を使う際にのび太と行動を共にすることも多くなった。基本的に普段は女性からは「ドラちゃん」(しずか、玉子など)や「ドラえもんさん」、男性からは「ドラえもん」(のび太、ジャイアン、スネ夫、のび助、セワシなど)や「ドラえもん君」(出木杉、のび太の先生など)と呼ばれる。妹のドラミからは「お兄ちゃん」と呼ばれる。アニメ第2作第1期の初期にはしずかからも「ドラえもん」と呼び捨てにされていた。呼び方の間違いとして「ノラえもん」、「ドラネコさん」「ドラざえもんさん」あるいは「タヌキ」(初めてみた人がよく言う)「タヌキ君」「青ダヌキ」「タヌキ型ロボット」「タヌキのバケモノ」「中古のポンコツロボット」「青いたこ」「青いフグ」「ドジえもん」などがある。本人以外につけた名前では、のび太がドラえもんの入った雪だるまに(最初は中にドラえもんが入っていることを、のび太は知らない)「ドラ太郎」と付けたりしている。呼称された訳ではないが、「ドラ」と略称されることもある。原作での連載初期はずんぐりむっくりした体系であった。テレビ朝日版アニメの現在のドラえもんの顔は(体の青色後)、1981年と1985年に細かく修正されている。1979年から1981年ごろまでのデザインは、原作でのような、顔から目の位置が上寄りの馬面で、ひげが長めだった。1981年から1985年まではひげが顔の外に出ていた。1985年以降はひげが顔の外にでていない。声優・スタッフ陣変更によるリニューアルにあわせ、2005年4月から登場人物全員のキャラクターデザインが一新され、より原作に近づけられた。初期の頃はかなり高い声であった。アニメ第2期1作では1985年頃から徐々に低くなり、2000年以降の末期ではさらに変化した。アメリカ合衆国連邦通信委員会のウェブサイトに掲載されている子供向けマスコットキャラクター「Broadband」(ブロードバンド)が、耳のある頃のドラえもんに酷似しているという指摘があった。2004年12月28日、ドラえもんの著作権を持つ藤子プロが警告文を送ったが約1か月たっても返答がないことを共同通信が報じた他、フジテレビジョンの番組『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』でも紹介された。その後もこのキャラクターはサイト上に掲載され続けていたが、現在はサイトが移転しており、新サイトでは子供向けページが廃止されているため掲載されていない。しかし旧サイトは現在も残存しており、コンテンツもそのままのため、現在でも旧サイト内で掲載され続けている。なお、このキャラクターをデザインした人物は、サイト開設初期に一時的に働いていただけで現在は消息がわからないという。また、アジア諸国において、ドラえもんの偽者は数多く存在する、、、。パロディとして、ドラえもんの顔面パーツを複数(例えば、横方向に目と鼻が並ぶ)並べた「連ドラ」が1990年ごろひそかに流行した。俳優の菊池健一郎は雑誌にドラえもんの顔を左右に二つつなげた「ツインドラ」というイラストをしばしば描いている。「天才バカボン」の顔を移植した「ドラエぼん」なども商品化された。このほか、ジョジョの奇妙な冒険第三部において、劇中で放映されているアニメのキャラクターとして「ネコドラくん」という耳のあるドラえもんに似たキャラクターが数コマだけ描かれたことがある。2001年、6419という個人管理のウェブサイトが、ドラえもんの画像をそのまま流用したFlashを掲載した。同年に小学館プロダクションが同ウェブサイトに警告文を送った(後に虚偽のものであったと判明)として同サイトは閉鎖したが、現在は移転して復活している。復活後、新たに「オラエモン」というキャラクターが作られた。こちらも容姿がドラえもんに酷似しているものの、小学館は動いていない。なお、駄菓子うまい棒のイメージキャラクターである通称「うまえもん」もが、こちらは問題化された記録がない。

出典:wikipedia

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