『バベルの塔』(バベルのとう)は、1986年7月18日にナムコ(後のバンダイナムコゲームス)よりファミリーコンピュータ用ゲームとして発売されたアクションパズルゲーム。「ナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ」第16弾。同年に業務用任天堂VS.システム向けにもリリースされた。携帯アプリにも移植されており、後年「裏バベルの塔」も移植された。2014年にWii Uのバーチャルコンソールで配信された際に、タイトルロゴが「BABEL」から「THE TOWER OF BABEL」に差し替えられた。旧約聖書の「創世記」に登場するバベルの塔をモチーフとしている。全64面のフロアを、L字型のブロックを並べ替え、組み合わせて階段を作り、敵を回避しながら出口から脱出してクリアしていくゲーム。フロアによっては出口を封印する水晶玉が置かれており、それを全て回収しないと扉は開かないため、『ロードランナー』に似た要素がある。主人公のインディーにはブロックを持ち上げる度に消費されるパワーが設定されており、ブロックを持ち上げられる回数が制限されているため、ブロックを並べ替える時にはよく考えて動かさなくてはならない。ブロック操作の基本は、向きを変える、階段状に積む、積んだブロックを落とす、であり、これを更に発展させると半段差や半スペースを利用して、巧みにブロックを積んでいったり、下にあるブロックを引っこ抜くことで、階段状に積みあがった複数のブロックをそのまま落としたりすることができ、パズルとしての奥深さが増す。移動手段には上下左右に移動でき、ブロックも落とせるツタ、上下に移動する雲、左右に移動する絨毯がある。また、アイテムとしてパワーを回復させる壺(表のみ)、インディーのスピードを上げる王冠、ウル(後述)を5回潰すと現れ、一定時間無敵になるダイヤモンド、ブロックをすり抜けられるランプ、スピードが最高になるコメットがある。8面ごとに、そのフロアで特定の行動をしたときに現れる壁画「ビッグパスワード」があり、最終面クリア後にそれまで集めた8つのビッグパスワードを正確に入力しないとエンディングを見ることができない。このビッグパスワードを出すための条件があまりにも意地悪である(攻略ヒントは一切無く、ひたすらプレイヤーの勘に頼るしかない)。タイトル画面でとあるコマンドを入力することにより裏面(『アナザーバベル』または『裏バベルの塔』と呼ばれている)をプレイすることができる。表面64面を難なくクリアできる人に適した難易度を誇り、壺でのパワー回復ができない分、より本格的なパズルを堪能できる。各フロアの出口にたどりついた後、得点計算モードになり、集計される。ナムコアンソロジーのvol.1にバベルの塔に収録されており、従来のFC版(クラシック版)とアレンジ版のバベルの塔をプレイできる。以下アレンジ版の特徴を挙げる。ナムコアンソロジー版のみ、自分でステージを作れるエディット機能を搭載しており、ある条件を満たすことで遊べるようになる。FC版よりパワーアップしており、パワーは255まで設定可能、ウル、バベルズ、コウモリ、水晶玉、古文書などは合わせて32個まで置くことができる。また、24種類の背景を選ぶことができる。フロアはメモリーカードの容量だけ製作可能。一ブロック消費する。
出典:wikipedia
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