川崎アゼリア(かわさきアゼリア, Kawasaki Azalea)は、神奈川県川崎市川崎区駅前本町26番地2のJR川崎駅東口地下にある地下街。JR川崎駅東口駅前広場、バスターミナルの地下に位置する。地下街面積は56,704mでクリスタ長堀、八重洲地下街に次いで日本で3番目の規模を誇る地下街である。地上に置き換えると、東西は京急線の高架からJR川崎駅の入口まで、南北は京急川崎駅の入口から新川通りまでと、広い範囲に広がっている。JR・京急線の川崎駅及び川崎駅周辺の主要な商業施設に近い場所に位置するため、平日・休日を問わず多くの人が訪れる。JR川崎駅と京急川崎駅、市役所方面、ラ チッタデッラ方面を結ぶ地下道の役割を持つほか、上部にバスターミナルがあるため各バス停への通路も兼ねる。また、地下2階には380台収容の川崎駅東口公共駐車場を備える。建設目的は、歩車分離による交通の安全、駐車場の設置による駐車場不足の緩和、そして周囲の商業施設と一体となった商業空間の建設による周囲の諸都市との競争力の強化である。総事業費約445億円。1981年(昭和56年)12月に着工し1986年(昭和61年)完成で、2006年(平成18年)に20周年を迎えた。現在ではバリアフリーの一環としてエスカレーターの設置が進められている。その他、床の大部分は本物の大理石が利用されており2006年(平成18年)には20周年を契機とし磨き上げる作業が行なわれた。2016年(平成28年)には開業30周年を迎えるにあたり全面改装し、3月16日にグランドオープンした。アゼリアに存在する「サンライト広場」の北端(川崎駅に接続する地点付近)に、「アゼリア宇宙カプセル」と呼ばれる大規模なオルゴール式からくり時計がある。カプセルが開き、中にある(ハンド)ベルと鼓笛隊を模した人形によって約9分間の演奏が行われる。ちなみに、演奏中は指揮者となる人形は常時外に出ている。この人形は、季節によって様々なコスチュームを着用し、着せ替えはメンテナンスを委託している業者が担当。宇宙カプセル誕生は1986年(昭和61)10月1日のアゼリア誕生と同日で、中央広場の一番目立つ所に設置。何故宇宙なのかというと22世紀の街づくりも視野に入れたアゼリアが「未来」を想像する際「宇宙」という象徴が合っていると思い「宇宙カプセル」にしたという。演奏終了後サンライト広場付近に、指揮者となる人形の着ぐるみによる子供達へのファンアピール活動を行っていた時期もあるが、2008年(平成20年)の時点において既にそのような活動は行われていない。また、「川崎区の宝物シート」には、宝物ナンバー1-22として登録されている。2006年(平成18年)までの20周年事業に伴い、2005年(平成17年)後半からエスカレーター新設工事と共に工事が行われたために3ヶ月程、また2010年(平成22年)10月4日から20周年事業同様に現在4台あるうち既設されている中央部2台のエスカレーターの取り換え工事のために同年11月20日までその後、川崎駅東口再開発事業の一環で、アゼリア(地下街)への玄関口の上屋を別物に変えるための工事も立て続けに行われた結果、2010年(平成22年)10月上旬から2011年(平成23年)3月上・中旬にかけて、およそ半年間演出を中止していたが、上屋改良工事が終了間近に控えた2011年(平成23年)3月11日14時46分発生の東日本大震災による電力使用制限令に基づき、10時から20時までの間の7回の演奏時間を5回に減らし、同地下街の節電対策の対象となった。だが2014年4月からは10時から21時まで毎時の演奏となり、震災前より演奏回数が増加している。川崎アゼリア内には名称がある通路・広場がある。中央にサンライト広場が位置し、そこから東側がGREEN ZONE、西側がBLUE ZONE、南側の一部がORANGE ZONEとなっている。一覧は次の通り。名称には自然に関連するものを冠している。名称には水・空に関連するものを関している。グルメウォークの名称は、この通りにレストランが多い事にちなむ。アゼリア=Azaleaは西洋ツツジのこと。西洋ツツジは川崎市の市花である。公募により決定された。
出典:wikipedia
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