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野辺山宇宙電波観測所

野辺山宇宙電波観測所(のべやまうちゅうでんぱかんそくじょ)は、日本を代表する電波天文台。八ヶ岳のふもと、長野県南牧村に位置する。英語略称は NRO ()。正式には、自然科学研究機構国立天文台野辺山宇宙電波観測所/太陽電波観測所。それぞれ扱っている部門で部署が分けられており、宇宙電波観測所と太陽電波観測所を総合して「野辺山電波観測所」あるいは「野辺山地区」と呼ぶ。地元では、「野辺山電波天文台」の愛称で呼ばれる。この観測所は、東京大学附属東京天文台(現・国立天文台)天体電波研究部の観測施設として設立。開設当初から、全国大学共同利用観測所として運営が行われている。現在活躍する、日本における多くの電波天文学者の生みの親となった観測所。また水沢VLBI観測所によるVERA計画、宇宙科学研究所による宇宙空間VLBI計画VSOP(電波天文衛星「はるか」)、アルマ望遠鏡計画などが野辺山から生まれた。この地における太陽電波観測が始まったのは、西を八ヶ岳山麓、東を秩父山地に囲まれ、放送電波による電波ノイズが少ない事と小海線等を活用できることによるアクセスの良さ、さらには信州大学の実験農場等があり、開設に関して信州大学等から協力を得て行われることになったためである。電波で太陽を観測する観測所。現在の主力は電波ヘリオグラフと強度偏波計。直径80cmのアンテナ84台を東西490m、南北220mのT字型の線上に配置した太陽観測専用の電波望遠鏡。観測周波数は17GHzと34GHz。観測対象は太陽の全面である。撮影される画像はカメラで撮影したような映像で、プロミネンスや黒点などを視覚的に観察できるのが大きな特徴である。最高で毎秒10枚の電波画像を取得することができ、天候に関係なく毎日太陽を観測している。この電波ヘリオグラフは、2015年度から国立天文台と名古屋大太陽地球環境研究所の共同運用に移行した。太陽観測の主軸が人工衛星に移ったため運用を終了する予定だったが、名古屋大や世界各地の研究者から運用継続の要望が寄せられたためで、今後の運用費は世界の研究者から寄付を募る方針。この共同運用化に伴い、これまで運用していた国立天文台 野辺山太陽電波観測所は組織としては2015年3月末で廃止となった。さまざまな周波数を用いて太陽の電波を計測することを目的とした電波計で、それぞれ1、2、3.75、9.4、17、35、80 GHzの7周波数を持つ観測装置から成っている。太陽表面の爆発のメカニズムの解明に向けた観測を行うことが主な目的である。またこれら周波数帯の電波は、航空機、携帯電話基地局、静止通信衛星、船舶レーダー等からの混信を受けているため、周波数帯毎にバンドパスフィルタの追加や観測周波数の変更により、観測性能を確保する事も行われている。周波数の変更例、宇宙電波望遠鏡による宇宙電波観測を実施。主たる観測波長がミリ波のため、ミリ波電波望遠鏡と呼ばれる。1981年に完成した、口径45mの電波望遠鏡。波長が数ミリの電波(ミリ波)を観測する電波望遠鏡としては世界最大級である。1996年にBEARS (25-BEam Array Receiver System) と呼ばれる25素子受信機が搭載され、一度に25点を観測する高速マッピングが可能になった。近年ではOn-The-Fly (OTF) と呼ばれる、観測領域を掃天しながら短時間間隔でデータを取得する技術が実装され、マッピングのスピードと精度を大幅に向上した。いくつもの新星間分子、原始星周囲のガス円盤、ブラックホール存在の証拠の発見など、世界的に重要な観測成果を出し続けている。口径10mのアンテナを6台結合させ、最大口径600mの電波望遠鏡に相当する高解像度観測を行うことができる開口合成型電波望遠鏡。星形成領域や星間分子雲、近傍系外銀河やクエーサー母銀河などの観測研究に活躍している。2006年度を最後に一般共同利用観測を停止した。45mミリ波電波望遠鏡と組み合わせて最大の分解能を実現する「RAINBOW干渉計」としても用いられていた。ミリ波干渉計で開口合成法を用いた観測を行うため、天文学分野では日本で最初にスーパーコンピュータを活用した観測所としても知られている。太陽電波望遠鏡に関しても、その画像を得るためには大きな計算機資源が必要なため、これまた専用のスーパーコンピュータシステムを導入した。年末・年始を除いて自由見学が可能である。また毎年8月20日頃に「特別公開」としてイベントを行っている。

出典:wikipedia

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