小川 典子(おがわ のりこ、1962年 - )は、日本のピアニスト。神奈川県川崎市出身。東京音楽大学付属高等学校(1977年 - 1980年)、ジュリアード音楽院(1981年 - 1985年)卒業後、ベンジャミン・カプランに師事した。1983年、第2回日本国際音楽コンクール2位の後、1987年のリーズ国際ピアノ・コンクールで3位となり、国際的な演奏活動のキャリアを開始した。ニューヨークでは1982年にデビューしており、ロンドンでのデビューは1988年となる。1997年からは、スウェーデンのクラシック音楽レーベルであるBISレコードの専属レコーディングアーティストとなっている。2001年よりイギリス人ピアニストの キャスリン・ストットとピアノ・デュオを組み共演 、BISレコードにてフレデリック・ディーリアス作品のレコーディングを行なった。2003年、2人はグラハム・フィトキンの「サーキット」を初演。またクラリネット奏者のマイケル・コリンズとも長く共演を行なう。小川はラン・シュイ指揮シンガポール交響楽団との共演によるアレクサンドル・チェレプニンの協奏曲をレコーディングしたことで知られる。また、武満徹とは関係が深く、2008年9月にはBBCワールドワイド(英国)のクラシック音楽番組「ビジョナリー」に出演し、武満の音楽を紹介した。2011年にはクロード・ドビュッシー全曲集のレコーディングを完成させると共に、 モーツァルトの新盤をBISレコードで制作した。ドビュッシーの複数のディスクは武満の録音と同様、「グラモフォン」誌の編集者による特選盤に選出された。小川は菅野由弘、藤倉大等の現代作曲家に定期的に作曲を委嘱、作品を初演している。ロンドンのギルドホール音楽演劇学校、東京の東京音楽大学においては各々教授、客員教授として指導を行なっている。2011年3月の東日本大震災に対して、復興支援に向けた基金の活動に参加している。
出典:wikipedia
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