函館タクシー株式会社（はこだてタクシー）は、北海道函館市に本社を置く企業。タクシー事業、バス事業などを行っている。1950年（昭和25年）に帝産オート（現 帝産観光バス）の子会社として帝産函館タクシー株式会社の名称で発足した。1972年（昭和47年）に現在の社名に変更すると同時に帝産オートから分離独立し資本関係は無くなったが、翌1973年（昭和48年）には函館帝産バスの名称でバス事業を開始するなど、引き続き帝産グループの一翼を担っている。タクシー事業は函館交通圏で営業を行う。2010年（平成22年）10月1日からはKitacaでの支払いが可能となった。道内のタクシー事業者では初となる。試行的に3台に導入され、その後導入の拡大が検討される。バス事業では函館帝産バス（はこだてていさんバス）の名称を使用する。路線バス事業は空港連絡バスなどの限定路線のみで、いわゆる一般路線バスの運行は行っていない。車両は9台登録されている。2016年（平成28年）3月26日より新函館北斗駅系統と、途中湯の川温泉のみに停車する函館駅前発着の快速便を新設。快速便に限り函館駅前と湯の川温泉間の利用が可能になった。貸切バス事業は函館運輸支局管内での発着が認められている。車両は12台登録されている。

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