『電脳都市OEDO808』(サイバーシティ オーエド ハチマルハチ)は、1990年から1991年にかけて小説、OVA、コンピュータゲームなどに展開されたメディアミックス作品。近未来のサイバーパンクな雰囲気の世界で、ハードボイルドな主人公たちの活躍を描く作品である。海外ではサイバーパンクアニメの代表的な作品の一つとして知られており、2010年にはイングランドのエレクトロ・ダブステップ・デュオがシングル「」のミュージック・ビデオで映像を使用し話題を集めた。西暦2808年、世界のトップとなった日本の中心地「OEDO」は、同時に犯罪の中心都市ともなった。凶悪犯罪に対抗するために選ばれたのが、無期懲役を執行猶予されている犯罪者たちである。選ばれたものは機動刑事となり、その実績に応じて刑期が短縮される。機動刑事になった者は首に「首輪」と呼ばれる超小型の爆薬が入ったリングがはめられ、脱走・反逆等の行為があったときは遠隔操作によりリングが爆発し首から上が消し飛ぶこととなる。物語は、機動刑事として選ばれたセンゴク、ベンテン、ゴーグルの3人を中心に、未来都市における電脳犯罪との戦いが描かれる。OEDOとは、Oriental Electric Darwinism Oasisの頭文字であり、「東洋における企業形態を中心とし、電子的な進化を遂げた地域」という意味で、808は行政ブロックの数であり、東京上空に建設されたいくつもの高層ビルからなる8階層(と地下の旧市街)の街をさす。階層が高くなるほどそこに住む住民の社会的、経済的な立場が高くなるとされ、地下の旧市街は犯罪者の巣窟となり治安が悪化している。発売当時、VHS・ベータマックスビデオソフト、レーザーディスクは、もちろんの事、ビデオCDでも発売された。DVDビデオは、2005年9月に三話を一緒にしたコンプリートコレクションとして発売された。電脳都市OEDO 808 〜追憶のコマンド〜(1990年6月21日発売、型番KICA-17)センゴク、ゴーグル、ベンテンの3人が機動刑事になるエピソードが描かれている。1巻はセンゴクが主人公でゲームの序盤を小説化したものだが、2・3巻はゴーグル、ベンテンが1巻の舞台裏で活躍する話である。『CYBER CITY OEDO 808 獣の属性』(サイバー・シティー・オエド・ハチマルハチ けもののアラインメント)は、1991年3月15日に発売された、PCエンジンCD-ROM²用ゲームソフト。コマンド型アドベンチャーゲーム。シナリオと演出は秀逸だが、CD-ROM黎明期の作品のためデータ読み込みが頻繁に発生する。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計21点(満40点)、「月刊PCエンジン」では70・90・75・60・80の平均75点、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.20点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で231位(485本中、1993年時点)となっている。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「個性あふれる登場人物や美しいグラフィックが魅力」と紹介されている。
出典:wikipedia
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