『熱血格闘伝説』(ねっけつかくとうでんせつ)は、テクノスジャパンより1992年12月23日に発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。くにおをプレイヤーキャラクターとしての主人公にしていないくにおくんシリーズの一つ。格闘ゲームで、自分のパーソナルデータを入力して、自分を主人公にして熱血世界に入れるという特徴がある。真剣勝負、最強、友情といったものを前面に押し出した、他の熱血シリーズのタイトルにも増して、硬派なストーリーである。ある日の午後、くにおが部活動をサボって帰路に着こうと下駄箱を開けると、「最強の高校生を決めるため格闘大会を開く。出場権利とともに棄権権利を与える。」といった内容の挑戦状が届いていた。くにおは奮起して出場を即決し、会場へと急ぐ。直後に熱血高校を訪れたりきも、くにおと共に参加を決定する。そしてこの挑戦状はプレイヤーにも届いていた…。各モードで相手の体力を0にする以外で勝敗のルールをつけることができる。ストーリーモードにおけるダブルタイガーとの戦いは、ルール5のみしかできない。このゲームには格闘タイプという要素があり、それによって、ステータスの傾向や、通常技などが変わってくる。必殺技は、キャラによって最大3つ持ち、コマンドによって使用できる。2人チームのお互いが組み合い、そのまま高速回転してコマのように変形して相手に襲い掛かる。その時に、コマンドをかけたキャラクターのタイプで攻撃の手段要素が変わる。また、チームのレベルでコマと化した2人の動きが変わる。なお、レベル1から3の場合、その場から動かず普通にコマが回るようになるだけだが、レベル4~6になると水平に動き始めて敵に襲い掛かり、さらにレベル7~9になると一旦上空に一気に勢い良く舞い上がり、上から落ちるように敵に向かって襲い掛かる。コンビ必殺技をかけるキャラのタイプで技のタイプも異なる。また、2チーム同時にコンビ必殺技を発動した場合、場合によっては撥ね返され、ダメージを被ることがある。その他、対決しているコンビ必殺技1の攻撃の手段要素が同一の場合、レベルが高いほうが勝つ。レベルも同じ場合、コマがぶつかり合うように互角に渡り合う。先に発動した方が解除も早いので、そちらがダメージを食らうことになる。2人チームのうち、一方が他方の上に肩車で乗り掛かり、他方が一方を投げつけるような感じで出す技。一方はゴーという音を出しながらボールと化し、相手に襲い掛かる。もし敵方がコンビ必殺技1をかけてきた場合、ボールと化した一方は敵方と衝突した場合、ボールから普通の状態に戻る。本作では試合中に敵を倒したり、パートナーが倒されたりすると、倒れた場所にアイテムが出現する(ただし、勝者が決定する直前に倒れた場合はアイテムは無い)。キャラが倒された後、約8秒間アイテムが表示され、その間に生き残っているキャラがゲットしなければ消滅する。アイテムは全部で18種類ある。アイテムをゲットすると、キャラや試合に様々な影響が出る。名前・誕生日・血液型などのパーソナルデータを入力することによって、オリジナルキャラクターを作ることができる。オリジナルキャラクターは最初に入力したパーソナルデータに基づいて格闘タイプや初期能力値、必殺技などが自動で決定され、ストーリーモードで試合をこなしていくことで成長(レベルアップ)させることができる。また、その際にステータス画面で表示されるパスワードを保管しておくことでデータの再現も可能である(こちらは固定キャラクターも同様)。1Pストーリーモードでパートナーをくにおにしてクリアすると、通常とは違うエンディングになる。ケータイのiアプリ、EZアプリで他のくにおくん作品とともに熱血格闘伝説が配信されている。しかし、FC版とは全く別のゲーム同然の内容になっている。詳細は『携帯アプリ版の記事』を参照のこと。
出典:wikipedia
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