WWEハードコア王座(ハードコアおうざ、"Hardcore Championship")は、WWEにかつてあった王座。このベルトが賭けられた試合は基本的に、凶器攻撃などの反則裁定が一切無く、さらにリング上でなくても、会場外であろうと、観客席であろうとどこでも決着を付けられるというルールで行われるが、レフェリーがジャッジして3カウントしないと正式には認められない。もともとはビンス・マクマホンがミック・フォーリー扮するマンカインドに自らが製作したハードコア王座のチャンピオンベルトを手渡したのがキッカケである。ちなみに、このベルトはかつてハルク・ホーガンが王者だった頃にMr.パーフェクトがハンマーで叩き壊したベルトをガムテープで修理した物であった。その日、マンカインドはケン・シャムロックを相手にハードコア王座の初防衛戦を、タキシード姿で行った。結果はビッグ・ボスマンの援護を受けて見事勝利。2000年冬頃、その時ハードコア王座を持っていたクラッシュ・ホーリーが、インタビューで、「24時間365日、いつでもどこでも誰でも相手になってやる。」と発言したことがきっかけで、本当にいつでもどこでも誰でも挑戦可能な24時間ルールが組み込まれ、チャンピオンは、いつでもどこでも誰が襲って来るわからないという常に緊迫した状態でいなければならなくなった。過去のチャンピオンは上げるとキリがなく数分・数秒で王者交代や、ぬいぐるみが王者になったりとコミカルな要素満載であった(後に同様の趣向をDDTプロレスリングが『アイアンマンヘビーメタル級王座』として行っている)。男子だけでなくDIVAのトリッシュ・ストラタスも王座を獲得したことがある。元ECWの選手たちがWWEに合流した際には、彼らの多くがハードコア王座戦線で戦うようになった。しかし、2002年8月19日、RAWのGMを務めるエリック・ビショフがインターコンチネンタル王座との統一を宣言し、8月26日にIC王者のロブ・ヴァン・ダムがハードコア王者のトミー・ドリーマーに勝利しこの王座は消滅した。現在、ハードコア王座ベルトはミック・フォーリーに贈呈され彼が永久保持している。
出典:wikipedia
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