シェイカー または シェーカー()とは、カクテルなどを作るための器具の1つである。金属で出来ていることが多く、ステンレスや洋銀などで作られる。稀にガラス製や陶製のものもある。「シェーカー」という場合にはカクテルを作るためのカクテルシェーカーを指すことが多いが、振り出しながら用いる調味料入れも「シェーカー」という(塩を入れるためのソルトシェーカー、胡椒を入れるためのペッパーシェーカーなど)。シェーカーの役割として、というものがある。ここで冷却について少し補足する。シェーカーを、ただ振っただけでは、もちろん材料の冷却は不可能である。まして、シェーカーは手で持って振るので、体温の影響で、かえって温度が上がってしまうこともある。しかし、通常、シェーカーには氷を入れて使用するため、これにより、シェーカー内に入れた飲料を急速に冷却することができる。冷たいタイプのカクテルは、温度が上がってぬるくなってしまうと、美味しさが損なわれるとされるため、なるべく低い温度に仕上げる際に用いられる、飲料の冷却法の1つとしてシェーカーが利用される。シェイカーは3つの部品からなる。トップ、ストレーナー、ボディである。シェイカーに3つの部品を装着した状態は、ちょうど水筒に似ている。使用方法はなお、上記はあくまで一般的な使用の一例である。カクテルは必ずしもシェイクするものばかりでは無いが、バーテンダーのイメージとしてシェイカーが定着しているようである。これは薄暗いスタンドバーで物憂げな表情でバーテンダーがシャカシャカとシェイクをしているイメージが、戦後のカクテルブームの際に広まったためだと思われる。また、007シリーズにおける主人公ジェームズ・ボンドの台詞「ウォッカ・マティーニを。シェイクで、ステアでなく()」に見られるよう、カクテル愛好者のこだわりを象徴している。
出典:wikipedia
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