越後流(えちごりゅう) / 謙信流(けんしんりゅう)は、上杉謙信に由来する兵法・軍学の流派。越後流軍学、越後流兵法、謙信流軍学などと言われる。上杉謙信の元にいた宇佐美良勝、加治景英らの兵法を元に、沢崎景実が編み出した兵法の流派。沢崎景実は山形藩時代に加治景英の子孫・加治景明について「要門軍礼」「武者帯」など「景英捨書」の兵法学を習得。その後、米沢に移り、上杉家法を研究、江戸に出て同門の高松正朝の援助にて本郷で、越後流を講義した。越後流の兵法思想は「武門要鑑抄」にある。「磨心立極」「等格部提」「勝負必究」「現行成就」の四部門に分け、不敗不死を要門の達徳とし、鍛錬に精うして勝負になづむことなきを要門の至徳とした。衆生済度や慈悲に根差した仏教思想を、武法体得の中に取り入れているのが特徴である。佐久間正春、佐久間景忠、長谷川景重、依田英信、武藤永重、高松正朝、高山健貞、窪田清音。・日本兵法史 石岡久夫 - 雄山閣, 1972 第七章越後流兵法・越後流兵法:謙信流兵法 有馬成甫 新人物往来社, 1969・軍事史学 第 7 巻 P26 錦正社, 1971・石岡久夫「兵法者の生活」(雄山閣出版)第3章
出典:wikipedia
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