『忍道2 散華』(しのびどう2 さんげ)は、スパイク(現:スパイク・チュンソフト)より2011年12月17日に発売されたPlayStation Vita用ゲームソフト。同社発売の『忍道』シリーズ最新作であり、開発は従来のシリーズ作品と同じくアクワイアが担当している。『忍道 戒』の続編で、外伝を除いた本家『忍道』シリーズの第2作目。対応ハードであるPlayStation Vitaと同日に販売開始されたローンチタイトルの一つである。最初に2011年の海外向けゲームイベント・E3において『SHINOBIDO 2: Tales of the Ninja』として開発が発表され、後に国内では現在の『忍道2 散華』で、北米では前述した『SHINOBIDO 2: Tales of the Ninja』で、欧州では『Shinobido 2: Revenge of Zen』のタイトルでそれぞれ発売された。また、2012年3月13日に有料ダウンロードコンテンツ「鏡の化身」が配信された。ローンチタイトルの一つでもある本作はPlayStation Vitaの性能を活かした機能や試みが豊富に取り入れられており、前面・背面タッチスクリーンによる操作や、内蔵アプリケーション『near(ニア)』を利用して他プレイヤーとアイテムなどのやり取りを行う「交信壺」システムなども搭載されている。また、有機ELディスプレイの鮮やかな発色を活かすため、日本の「和」を意識した彩りに重点が置かれており、夜の闇の「黒」と紅葉の「赤」を主体とした配色も特徴の一つである。物語は前作の続きとなっており、紅葉の散る秋の「宇高多(うたかた)」が本作の舞台となる。舞台は室町時代後期のとある小国・宇高多。かつて国中を巻き込んだ「宇高多の乱」は飛鳥(あすか)忍者の暗躍によって一旦は終結したが、平穏は長く続かず、宇高多の地には新たな争いの火種が生じ始めていた。あるとき「風華(ふうか)」の里と呼ばれる忍びの里が、一人の抜け忍・柏樹のシュウの手によって突如滅亡する。風華忍者の生き残りである火祭のゼンと爪紅のサンは里を裏切ったシュウを追い、彼に戦いを挑むが、力及ばず返り討ちに遭ってしまう。この戦いでサンは命を落とし、ゼンは瀕死のところを飛鳥忍者の頭領・黒鷹のザジに救出されるが、愛する者を失った怒りと悲しみはゼンを復讐に駆り立てる。シュウの手がかりを得るため、しばらくの間飛鳥の忍びとして任務に就くことになったゼンは、次第に陰謀渦巻く大名たちの勢力争いと、宇高多の地に伝わる8つの「天魔鏡」を巡る戦いに巻き込まれてゆく。基本システムは前作のものを継承しており、ゲームジャンルは極力敵に見つからないよう任務をこなしていくステルスアクションゲームとなっている。プレイヤーは各勢力から依頼される輸送や偵察、警護や暗殺などの様々な任務をこなしながらゲームを進めていく。本作では「一条(いちじょう)家」「風天(かざま)家」「阿無璃他(あむりた)教」の三大勢力が存在し、前作同様「ハラキリエンジン」と呼ばれるシステムで各勢力の軍事力や資金などが算出され、ゲームの進行に影響を及ぼすようになっている。また、時にはいずれの勢力にも属さない者から任務を依頼されることもある。これらの他にも、敵の不意を突いて一撃で相手を倒す「血祀殺法(ちまつりさっぽう)」や、壺に素材を入れて好きな忍具を抽出する「調合」システムなども引き続き実装されている。また、ゲームを進めていくと以下の新アクションが使えるようになるのも特徴である。
出典:wikipedia
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