『6x1≠UNLIMITED?』(ロクイチアンリミテッド)は、エープラスより2015年1月7日にニンテンドーeショップで配信されているニンテンドー3DSダウンロードソフト。2014年10月10日に「今冬配信」(2014年12月)と発表後、2015年1月7日にニンテンドーeショップで配信されたニンテンドー3DS用の全方位シューティングである。エープラスの自社パブリッシング第一作目にあたる。発売前には2度の体験会が開催されるなど、ユーザーとの精力的な意見交換を行った。。クラスタ(ステージ)は奥行きのある球面になっており、ボス戦においては上に消えると下から現れる地形の連続性を感じられる。しかし、それ以外の敵キャラクターは自機を追尾するパターンの例外を除き、画面外に消すことで消滅する。そのため自機を常に一定方向に前進させながら、敵キャラクター出現から当たり判定が有効になるまでの間に避けるか、突破出来る範囲だけを破壊して直進を続けてもクリアが出来る。ゲーム冒頭でレオンハートが「6種類の弾を使い分けるのは楽しい」というセリフから通常は6種類の抗ウイルス弾を状況に応じて使い分けて攻略すると考えられるが、実際には得意な弾だけ切り替えて使用できない制約になっている。弾の発射方向は固定出来ず、さらに敵キャラクターが自機の近辺から出現するため、自機前方に発射するタイプの抗ウイルス弾は、適切な射程距離を取ることが難しく利用価値が低い。従ってこれらキャラクターとの会話が見たい場合には、各クラスタ毎のボスを撃破する寸前に切り替えなければならなくなる。「全方位シューティングゲームとアドベンチャーゲームの融合」をした「文芸シューティング」と謳っているが、実際はアドベンチャーゲームの機能は無い。クラスタの最初と最後に抗ウイルス弾を管理している人工知能との会話はあるものの、それによるストーリー分岐やステージ分岐も一切無い。特定の敵性ウイルスを撃破した際に出現するワクチンEXEという強化パーツを取得する事で使用中の抗ウイルス弾が3段階までアップし、ラストボスをクリアした時点の人工知能の強化レベルによってエンディングが10種類用意されている。前述の分岐以外にも、敵のグラフィック、出現数や出現パターンも共に変化が無いため、操作に慣れたプレイヤー側は変化の乏しいプレイに陥りがちになる。玉姫・雷智との会話ではクラスタに対する地理的な説明が入る(「入間・宇都宮」や「対馬」など)が、背景色や背景テクスチャなどに一切変化は無い。また、作戦の概略的な情報も玉姫・雷智との会話に集中しており進行によってはシナリオが破綻する問題もある。そうしたゲーム内の専門用語や略語を後で読み返す機能は存在しない。人工知能は強化レベルが上がるたびに、初期のピクセルアイコンから低諧調イラスト、高精細イラストに変化していく。画面下部に表示される人工知能のイラストをタッチすると強化レベルに応じてバリエーションが3種類まで増加するリアクションが返ってくるほか、タッチ状態を維持することで極秘コマンド(A+コマンド)入力モードに遷移する。説明書にはマルチエンディングが示唆され「あなたは、すべてのエンディングを見ることができるか?」等と書かれており、全38セクタで構成された7つのクラスタで計30分ほど要するが途中セーブなどは無いうえに、後述のセーブデータ破壊や強制終了バグもあるため、別の意味で全てのエンディングを確認するのが難しい。クリアすると下表に示すようにエンドパターンに対応してタイトル画面下部の00から09の数字が光ることで回収状況を確認できる。ゲーム内には数字とキャラクターの対応を確認する手段は無い。マルチエンディングの報酬は最後に個別の1枚絵と簡単な文章が出るだけであり、人工知能の個別エンドは別パターン(バッドエンド07のバリエーション)がある玉姫を除き殆どバッドエンドと言って差し支えないものしか存在しない。尚、バッドエンドの画像はほんの一瞬だけ公式による紹介動画の中でも閲覧することが可能である。ゲーム内にギャラリーやステージセレクトが存在しないため、もう一度見たい場合は最初からプレイし直す必要がある。1月13日の発表時点では、プレイ進行を妨げる致命的バグ対応のみ告知されていたが、2月4日に前述の仕様的不備に対する調整も加えられる事が追加で告知された。主人公(プレイヤー)である「獅子心王(レオンハート)」は、認識制御型デバイスの敵性ウイルス迎撃システム「サディス(Cyber Disaster Recovery Supervisor)」を操作して「中央経済共同体(CC:チャイナ・コミュニティ)」に潜伏している反政府組織(テロリスト)の敵性ウイルスなどから日本の電気的仮想空間(通称:電域)を守る任務を与えられた自衛隊の下部組織「電域侵攻防衛課(電侵防)」に所属している新人オペレーター。サディスには6種類の抗ウイルス弾が備わっており、それぞれ女性型の人工知能が管理している。レオンハートはサディスオペレーターが極秘事項になる為に親族含む第三者に職務を教えられないことと、サディスの人工知能が旧政府のクールジャパンの影響で女性の見た目と精神構造をしていることに不満を感じつつ、虚像と現実の境界線をさまよい敵性ウイルスを駆除していた。ウイルス駆除任務中において、敵性ウイルスにチャイナ・コミュニティのテロリスト特有の偽装パターンが存在している事が発見されるが、断定には至らず防戦を続けることになった。敵性ウイルスの性能が強化されるなかで任務を繰り返すごとにレオンハートの精神と身体は蝕まれていき、ダイレクトリンクを辿られ電侵防の本部が危険に陥った際、迎撃するための連続操作が引き金となり、レオンハートは心神喪失状態となり一時戦線離脱することになる。162時間38分ぶりに戦線に復帰したレオンハートは、チャイナ・コミュニティの本部を壊滅させるよう命じられるままに出撃して任務を成功させるが、それを最後にレオンハートは限界に達して肉体と精神が完全に乖離してしまう。(ここから先はマルチエンディングのため、キャラクター説明の項目に記載する。)「A+コマンド」と命名された隠しコマンドが用意されており、一部は公式ページでも公開されている。抗ウイルス弾のレベル変化や自滅は、周回プレイ時に顕著になる単調な序盤における兵装強化、クリアした時点での人工知能のレベルでエンディングが分岐する仕様に対する救済措置として機能する。2015年1月現在、ゲームバランスに難があるバグだけでなくシステム破損に繋がる致命的な不具合が存在するためパッチ配信まで起動を控えることが推奨される。現在のセーブデータは全て不正データと見なして処理されるおそれが強いためである。エープラスでは、修正パッチを2月下旬に配信すると公式サイトおよび公式Twitterで告知した。また、ゲーム進行を妨げる致命的不具合のほか、仕様的な不備も調整されることが追加で告知されている。
出典:wikipedia
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