マイナス(希: , 英語: Maenad)はディオニューソス、バックスの女性信奉者である。ギリシア神話、ローマ神話に登場する。マイナデスは複数形。マイナスは「わめきたてる者」を語源とし、狂暴で理性を失った女性として知られる。彼女らの信奉するディオニューソスはギリシア神話のワインと泥酔の神である。ディオニューソスの神秘によって、恍惚とした熱狂状態に陥った女性が、暴力、流血、性交、中毒、身体の切断に及んだ。彼女らは通常、キヅタ(常春藤)でできた冠をかぶり、子鹿の皮をまとい、テュルソス()を持ち運んでいる姿で描かれる。そこで未開時代に見合った粗野で奔放な踊りを踊る。ローマ神話では、ディオニューソスに対応するバックスに狐の皮("bassaris")を身につけさせる傾向が強くなった後、マイナスはBassarids(またはBacchae、 Bacchantes)としても知られることとなった。説話におけるマイナスの振舞はエタノールの酩酊作用を説明しようとしたものである。エタノールは時として、素面ではとてもできないような破廉恥な所行の原因となる。エウリピデースの悲劇、『バッコスの信女』の中で、テーバイのマイナデスが自分を崇拝しないということで、ペンテウスがディオニューソス崇拝を禁じた所、マイナデスに殺されてしまった。ディオニューソスはペンテウスの従兄弟だったのだが、彼をマイナデスの待つ森に誘き寄せた。そこでマイナデスはペンテウスを切り裂き、バラバラにした。マイナデスの中には母親アガウエーもまじっており、彼女がわが子の首を切り落とす場面がクライマックスである(その首はライオンのものと信じられていた)。マイナデスの一党はオルペウスも殺した。ギリシア芸術において、水とワインを混合する時に用いる混酒器(、ギリシアのワインは濃く、水で割って飲むのが普通だった)にディオニューソスと戯れるマイナデスがしばしば描かれた。そこでは熱狂したマイナデスが林を駆け、たまたま出会った動物を八つ裂きにし皆殺しにする場面が描かれている。ディオニューソスの呪いが女性の正気を失わせた他の例は、(→ディオニューソス#神話), , , 及び を参照されたい。
出典:wikipedia
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