


どろんこ祭りは、全国各地で行われる、水田にて泥まみれになりながら行う祭りである。元々は神事として行われていたものが多いが、今日では次第に集客イベント的な要素も帯びてきている。また、その変型として泥田にてサッカー(というよりフットサルというべきだが、知名度のあるサッカーを用いる)を行う、どろんこサッカーも各地で夏のイベントとして行われている。愛媛県南部の西予市にて行われる、田植え休みのユニークな祭り。奥伊予の奇祭、御田植祭り(おんだまつり)とも呼ばれる。2000年(平成12年)に愛媛県の無形民俗文化財に指定されている。例年、7月第1日曜日に実施。2010年(平成22年)は口蹄疫の余波で名物の代かきの主役の牛の確保が困難とのことで、開催は中止された。1881年(明治14年)頃から、現在の西予市城川町土居にある三嶋神社のお田植え祭りとして行われていたものを、村おこしの目的もあって、盛大に行われている。もともと、五穀豊穣、無病息災を神に祈るとともに、田植えが無事に終わった喜びを分かち合い、農作業の労をねぎらう行事であったといわれる。ハプニング、動きのある祭りであり、シャッターチャンスを狙うカメラマンが多数訪れる。写真コンテストも開催される。普段はのどかな山村であるが、この日は5000人余りが訪れ、にぎやかな一日となる。祭りは、三嶋神社脇の神田で行われ、田植の順番に従って、牛による代かきから始まり、あぜ豆植え、さんばいおろし、早乙女踊り、お田植えの順番となっている。以下、それぞれ述べる。
出典:wikipedia
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