八木誠一(やぎ せいいち、1932年2月 - )は、日本の神学者、東京工業大学名誉教授。横浜市生まれ。実家は無教会系のクリスチャンホーム。1955年東京大学教養学部ドイツ科卒、62年同大学院西洋古典学専攻博士課程単位取得満期退学。ゲッティンゲン大学で学ぶ。1967年「新約思想の成立」で九州大学文学博士。60年関東学院大学専任講師、64年助教授、東京工業大学助教授、75年教授、88年桐蔭横浜大学教授、2000年客員教授、00-02年ハンブルク大学客員教授。ベルン大学客員教授、名誉神学博士。日本基督教学会理事長、東西宗教交流学会会長。関東学院大学において、新約聖書への批判的言辞は研究にとどめ授業では教授しないことを求められて学問の自由の立場から同大を辞めたことでも知られる(八木誠一『宗教とは何か―現代思想から宗教へ』法蔵館,1998,p.267.)。新約聖書学から出発し、仏教との対話を媒介とし、キリスト教と仏教の交点に立って、宗教の本質を探る。滝沢克己との論争、久松真一を含めた禅仏教への批判をおこなう。若い時期にはキリスト教への傾倒が強かったものの、その後1980年代に至るまで一時仏教に極めて近い立場をとっているようにも見えたが、その後超越者の存在を強く打ち出しユダヤ=キリスト教路線へもどってきている。
出典:wikipedia
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