市立札幌開成中等教育学校(しりつさっぽろかいせいちゅうとうきょういくがっこう、英語名:Sapporo Kaisei secondary school)は)は、札幌市が2011年に制定した札幌市中高一貫教育校設置基本構想に基づき2014年に北海道札幌開成高等学校を母体として開校した札幌圏唯一の中等教育学校。iPadを使用した学習を行っている。IB(国際バカロレア)の学習方法を取り入れており、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とSGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定を受けている。現在、IBの指定校認定を目指している。概要一学年は原則4クラス160名であり、前期課程の生徒はクラス以外にも、26、7名で構成される「チーム」にも所属している。母体でである北海道札幌開成高校の校風を踏襲し、生徒の普段着は「私服」である。終業式や卒業式などの儀式の際はブレザー、ネクタイ、シャツ、エンブレムから構成される「フォーアイテム」の着用が義務付けられている。学科北海道札幌開成高等学校のものを継承している。作詞者は谷川俊太郎、作曲者は宍戸睦郎である。また、北海道札幌開成高等学校の「♪開成高校」という歌詞に対して、市立札幌開成中等教育学校では「♪開成札幌」という歌詞に編曲されている。平成26年度及び平成27年度の入試では「児童の調査調書」、「適性検査(Ⅰ・Ⅱ)」、「面接試験」、「抽選」での選考を行った。抽選に対する意見は保護者などから多数寄せられた。これに対し札幌市教育委員会は、「小学校卒業段階の児童に対し、受験競争の低年齢化を招かないように配慮するという法令の趣旨を踏まえる必要があり、一定以上のレベルを有する児童は誰が入学しても良いという考えのもとである。」とコメントをしている。平成27年度入試の抽選では、受験者やその家族の精神面に配慮し同校校長が抽選を行った。来年平成28年度からは、抽選、面接が廃止され、新たにグル-プ活動が追加される。北海道教育員会が行う、北海道立高等学校入学者選抜学力検査を用いた選抜を行っている。IBの学習方法を行っており、(MYP・DP)課題探究的な学習と呼ぶ。市立札幌開成中等教育学校では、ある程度の題が出てそれに沿ったように自ら課題を見つけ、探究していくというスタイルである。そのため、グループでの議論を行う事が多々ある。授業は教科ごとに教室を移動する、教科教室型である。これは、それぞれの教科で、最適な環境で授業をするためである。また市立札幌開成中等教育学校では通常の時間割と異なり、一般的な中学校での2時間を連続して1セッションと呼び、同じ教科を100分続けて学習する。1セッションの中には5分の休みがある(そのため1セッションは105分ある)。また、1セッションごとの区切りは移動時間として10分設けられている。市立札幌開成中等教育学校では札幌市の公立学校で初めてiPadを使用した学習方法を取り入れている。iPadではKeynoteでのプレゼンテーション作成や英語の単語学習など、授業で使用することが多い。現在使用されている機種は、四期生が「Apple iPad Wifiモデル 16GB ホワイト&シルバー」、五期生は「Apple iPad mini 2 16GB ブラック&スレート」である。校内の全ての教室に無線LANアクセスポイントが設置されており、インターネット接続が可能である。また、「iフィルター」による、一部のウェブサイトへのアクセス制限も掛けられている。iPadは教職員も使用している。市立札幌開成中等教育学校ではiPadと併用してPCを使用する場合もある。iPad同様、一部のウェブサイトへのアクセス制限が掛かっている。市立札幌開成中等教育学校には一般的な中学校や小学校の中休み(2時間目と3時間目の間の休憩時間)がない。だが、市立札幌開成中等教育学校の特徴として一般的な中学校では昼休みに相当する「コズモタイム(cosmo time)」という時間がある。これは生徒が他の生徒とコミュニケーションをとったり、課題を探究したりする時間である。コズモタイムの時間は50分間である。但し、前期課程(中学1年~中学3年まで)のみで後期課程(高校1年~高校3年)には無い。IBには10の学習者像というものがある。IBの認定校が価値を置く人間性を10の人物像を表している。
出典:wikipedia
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