京都府道607号天の橋立線(きょうとふどう607ごう あまのはしだてせん)は、京都府宮津市文珠から宮津市大垣に至る一般府道である。全線が日本の道100選に選定されている。丹後天橋立大江山国定公園にあり、日本を代表する景勝地のひとつで日本三景に数えられる天橋立を渡る路線である。天橋立の中では、周辺の松並木の中に砂利道が続いており、文珠地区と大垣・江尻地区(府中地区)まで延長3.2km、幅員3.5〜5.5mの自然の道である。主に散策路や自転車の通学路として利用されるが、一般車両は通行できない。本路線は、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づき、一般府道として1959年に京都府が1次認定した路線の1つである。その後は起終点や経路の大幅な変更もなく現在に至る。自動車が通行できるのは起点と終点の僅かな距離である。智恩寺門前を右に折れると自転車歩行者専用道路(原付可)として整備されており、天橋立の砂州を成す区間では、周囲の環境に合わせて砂利道としている。起点附近は日本三文殊のひとつとされる智恩寺の門前町で、茶屋や土産物屋が軒を連ねる。沿線には大小約7000本ものクロマツの並木道が続き、中でも特徴的な姿形をした18本の松は、知恵の松、小女郎の松、千貫松、式部の松など名前が付けられている。途中には、周りが海に囲まれていながらも真水の湧水で、「日本の名水百選」の一つとして環境省の認定も受けた磯清水がある。また、白砂の砂浜としても著名な天橋立を形成する砂州には、ハマナスの群生地や海水浴場があり、時期になると花や海水浴を楽しむこともできる。宮津市出典注釈座標
出典:wikipedia
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