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BAe P.1214-3

BAe P.1214-3は、1970年代から1980年代にかけてイギリスで計画されていた短距離離陸垂直着陸(STOVL)戦闘機。1970年代中盤、ハリアー系列に続く超音速STOVL機の開発というイギリス国防省の研究目標に従い、ブリティッシュ・エアロスペース(BAe)社とロールス・ロイス社は共同で超音速STOVL機の研究を行っていた。P.1214-3はその中でBAe社のキングストン部門によって構想された案の一つである。研究が進むにつれて、後述のような奇抜な機体形状にメリットがないことが判明し、研究の本命は後退翼を持つ比較的常識的な形状の案に移った。しかし、その後もP.1214-3はその奇抜さからBAe社の「客寄せ」に用いられ、1982年のファーンボロー航空ショーではP.1214-3の概念模型が展示されていた。なお、P.1216の研究はその後も続けられたが、予算不足から実機の開発計画に進展することはなかった。機体はアフターバーナー(リヒート)使用時に生じる振動と音響圧による機体後部の疲労を防ぐため、2本のブームを持つ一種の双胴機となっている。主翼は研究を目的とした前進翼で、ブームを介して後退角を持つ水平尾翼と繋がり、X字型の翼平面形を構成している。垂直尾翼はブーム上に備えられた双垂直尾翼。搭載する予定だったエンジンは、ハリアーに用いられたロールス・ロイス ペガサスをベースとした、プリーナム・チェンバー・バーニング(PCB)方式のエンジンだった。これは、バイパス空気を排出する前部エンジンノズルの内部に、燃料噴射・燃焼機構が組み込まれた「ブリーナム・チェンバー」と呼ばれる部位が設けられており、これをアフターバーナーのように働せて加速に用いるというものである。また、後部エンジンノズル(燃焼ガスを排出する)はハリアーでは2基備えられていたが、P.1214-3ではアフターバーナーを取り付けるために1基に減らされている。

出典:wikipedia

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