『ゴクドーくん漫遊記』(ゴクドーくんまんゆうき)は、角川書店から刊行された中村うさぎのライトノベル、およびこれを原作とする漫画作品、ラジオドラマ、テレビアニメである。原作のイラストは桐嶋たけるが担当。その名の通り自分勝手で極道な性格の冒険者「ゴクドー・ユーコット・キカンスキー」と、彼を取り巻く個性豊かなキャラクターが繰り広げる冒険活劇で、寓話的要素も見られる。ゴクドーは、元は『コンプティーク』にて連載されていたT&E SOFTのゲームソフト『ルーンワース』レビュー記事の欄外コラムのキャラクターだった。自由度が高いアクティブRPGということで、正統派のプレイで進む本文と対比してひたすら我侭放題をやりつくす「極道プレイ」を行なうキャラクターとして「極道くん」が設定された。当初、原作におけるタイトルは『極道くん漫遊記』だったが、テレビアニメ版では『ゴクドーくん漫遊記』と改題した上で放送され、原作もアニメ化以後の版では同様のタイトルに改められた。小説版は角川スニーカー文庫で全13巻が刊行。その後はメディアワークスの電撃文庫で『ゴクドーくん漫遊記外伝』が刊行されていたが、第10巻『地獄に堕ちた亡者ども 上』を最後に執筆が止まっており、本編と共に絶版となっていて続編発表の動きは無い。担当声優は、テレビアニメ版のもの。ゴクドー以外の各巻の主要登場人物名は、多くが著名な俳句を分解して作られている。しかし、元となる句を間違えたことが2度あり、いずれも読者から指摘されて後書きで釈明している。以下の例で、誤っている部分は"この書体"で記す。原作のイラストを担当した桐嶋たけるが『コミック電撃大王』にて連載。単行本は全3巻。また、東田寛子が『ドラゴンJr.』にて『ゴクドーくん漫遊記 THE BADDEST』( - ザ・バッデスト)を連載。単行本は全3巻。いずれも番組前半にパーソナリティによるトークパートがあり、後半にラジオドラマを放送していた。ラジオドラマの無い週には、原作者の中村うさぎも出演するスペシャルコーナーを設けていた(三重野瞳単独出演番組を除く)。ラジオドラマを収録したCDとラジオドラマのサウンドトラックCDがビクターエンタテインメント(現・フライングドッグ)から発売。テレビ東京系列局ほかで放送。全26話。テレビ東京系列局では1999年4月2日から同年9月24日まで放送。テレビアニメ版を収録したVHSビデオ・LD・DVDがパイオニアLDC (現・NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)から発売。全7巻。
出典:wikipedia
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