名港潮見インターチェンジ(めいこうしおみインターチェンジ)は、愛知県名古屋市港区にある、名古屋環状2号線(国道302号有料道路区間)・伊勢湾岸自動車道のインターチェンジである。名古屋港9号地(潮見ふ頭)に設けられたインターチェンジである。名港トリトンと称される3大斜張橋の内、名港中央大橋と名港東大橋の結節点に位置する。インター形式はトランペット型で、双方向式のフルインターチェンジである。計画段階では9号地インターチェンジと仮称されていた。名港中央大橋は当初は航路の制約上、海上に主塔を1本しか建設できないことから吊橋方式で計画され、その外観はサンフランシスコの金門橋に近いものとされた。だが、中央径間が長いことによって事業費が多額となり、9号地インターは片方向アクセスのハーフインターチェンジ構造とならざるを得ないなど問題を多く含んでいた。このため海事関係者との交渉によって航路変更の合意を取り付け、主塔を1本から2本に増設出来ることになり、これにより中央径間が縮小可能となった(その後、現行の斜張橋式に変更された)。9号地ICもその後の都市計画変更でフルインターチェンジに変更されることになった。9号地は石油工場、モータープール、油脂工場、火力発電所等が所在する工業地帯であり、この地にインターを設置するにあたっては地元施設として整備することになり、建設費用については愛知県と名古屋市が負担した。特に当該ICは民間企業が稼働中の場所に設置されることになったため、企業の移転が必要とされた。これについては国、県と立地企業4社で交渉の結果、出光興産が名古屋港の南四区へ移転のうえ、その跡地にリノール油脂(現、日清オイリオグループ)、藤木海運(現、フジトランスコーポレーション)に代替地として提供することで合意を見ている。レーン運用は、時間帯やメンテナンスなどの事情によって変更される場合がある。
出典:wikipedia
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