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stampfactory大百科事典

ウォームギヤ

ウォームギヤ()は、ねじ歯車(ウォーム)とそれに合うはす歯歯車(ウォームホイール)を組み合わせた機構である。斜歯歯車の歯数を1あるいは数枚に減らすと、ねじ状の歯車になる。これをウォームと呼ぶ。これにかみ合う斜歯歯車をウォームホイール、これらを組み合わせ、ウォームが回転することでウォームホイールの歯を送って回転させる機構をウォームギアと呼ぶ。一般的には歯車の回転数の比は1/10程度までだが、ウォームギアでは1/10〜1/100程度がよく用いられる。他の歯車機構に比べてバックラッシを小さくできるのも特徴である。ウォームの直径はウォームホイールに比べると一般に小さく歯の接触面積が狭いため、大きな動力の伝達には向かない。これに対してウォームに切られている溝の進み角を小さくする、ウォームを円筒ではなく鼓形にすることでウォームホイールとの接触距離を増やすといったことが行われる。また平歯車などと比較すると歯面の滑りが非常に大きいため、ウォームの角速度が速いと焼き付きを起こしやすいという欠点がある。これにはウォームを硬い材質(鋼鉄など)、ウォームホイールを柔らかい材質(砲金など)で作り摩擦係数を下げるといった工夫がとられる。ウォームギアはウォームとウォームホイールの形状によって三種類に分けられる。ウォームの溝の進み角を小さくする (ウォームホイールはより平歯車に近くなる) と、ウォームホイール側からウォーム側への回転の伝達が非常に困難になる (セルフロック、または自動締まり)。たとえばエレベータの巻き上げ装置では、カゴの停止時にその重さでモーターが回ってカゴが下がってしまわないようにするための安全機構として用いられる。逆にセルフロックがかからないようにすると、ウォームホイール側からウォーム側への回転の伝達が可能になる。これはウォームの溝の進み角と歯面の摩擦の強さによって決まるが、ピッチ点における進み角を30°程度にまで大きくする必要がある。一部のオルゴールではドラムの回転数の調整に羽根を回転させることによる空気抵抗を利用したものがあるが、これにおいてはドラムがウォームホイール、羽根がウォームで、ドラムの遅い回転数から羽根の (空気抵抗が十分に生じる程度の) 高い回転数への大きな増速にウォームギアを用いるものがある。

出典:wikipedia

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