豊洲(とよす)は、東京都江東区の町名。現行行政地名は豊洲一丁目から豊洲六丁目。深川地域内にあたる。東京都中央区月島・晴海の南方、江東区東雲・有明の北方、江東区枝川の西方に位置する。鉄道の駅は東京メトロ有楽町線・ゆりかもめの豊洲駅、ゆりかもめの新豊洲駅、市場前駅が設置されている。幹線道路は晴海通りが通る。大まかに、北側(豊洲一丁目から豊洲五丁目)と南側(豊洲六丁目)のブロックに分けられる。東京湾埋立5・6・7号地。元々は工業地が多くを占めたが、現在は区画整理、大規模再開発が盛んで、中高層の共同住宅や商業施設が多くなっている。都心にも近い一方で他地域の同水準の物件に比べて坪単価が2-3割安い豊洲では埋立地の開発が進み、築地市場の移転先(豊洲市場)にも決定している。豊洲では2011年(平成23年)までの10年間に7,620戸もの新築マンションが供給され、駅別に見たランキングでは川崎(7,803戸)に次ぐ第2位であった。アーバンドックは、豊洲にある再開発地区であり、晴海運河に面した7街区の名称である。東京都江東区豊洲2丁目区画整理事業の一部として、石川島播磨重工業東京第一工場の跡地約50ヘクタールが再開発された。アーバンドック ららぽーと豊洲、パークシティ豊洲などが立地している。住宅地の地価は2016年(平成28年)1月1日の公示地価によれば、豊洲4-11-30の地点で55万6000円/mとなっている。江東区内で最も地価が高い。1923年(大正12年)の関東大震災の瓦礫処理で当地や有明、東雲などが埋め立てられた。このエリアは、1980年代後半までは主に工業地として使われていた。工業地として発展し、20世紀後半までに、石川島播磨重工業などの工場、新東京火力発電所(東京電力、廃止→新豊洲変電所)などの他に、種々の流通設備が立地し、さらに関係者向けの商店、社宅等もあるという状況が続いた。この時代、日本初のコンビニエンスストアとも言われるセブンイレブン日本法人の一号店や、当時珍しかったフィットネスクラブ(ドゥ・スポーツプラザ)が設置された。転機としては、有楽町線開通、産業構造の変化などがある。豊洲センタービルなどオフィスビルの立地、その後の再開発や区画整理が本格化し、マンション建設ラッシュも見られ、商業地や住宅地への移行が進んでいる。さらに大規模な複合商業施設の立地も進み、日々姿が変わっていく過程にある。一方、豊洲市場の土地は東京ガスの都市ガス製造工場の跡地であるが、土壌には環境基準を大幅に上回るヒ素、シアン、ベンゼンなどの汚染物質が含まれていることが明らかになった。2001年(平成13年)に同社が公表している。2007年(平成19年)10月6日の専門家会議では更に、環境基準の1,000倍に当たる高濃度の有害物質ベンゼンが検出されたと報告された。1,000倍の数値を計測した地点は、これまでの調査から、高い濃度は予想されていなかった1937年(昭和12年)7月、この埋立地に町名がつけられる際、将来の発展を願い、豊かな土地になるように「豊洲」とした。
出典:wikipedia
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