『COWA!』(こわ!)は、鳥山明による日本の漫画作品。1997年、『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載。鳥山明の連載漫画『ドラゴンボール』終了後、『週刊少年ジャンプ』の発行部数が急激に減少し、責任を取る形で編集長の堀江信彦が更迭。後任に鳥山の初代担当だった鳥嶋和彦が就任する。鳥嶋は『ジャンプ』立て直しのため、『ドラゴンボール』を終了後、事実上漫画家を引退した鳥山に連載を依頼。鳥山は漫画を描くつもりはなかったが、大恩ある鳥嶋からの強い要請を断り切れず、半年間の短期集中連載(単行本一冊分)でさらに3週執筆して1週休載という変則スタイルを条件に依頼を承諾。こうした経緯で連載された。本作はお化けのパイフーやホセ、人間のマルヤマなどによるコメディ漫画。作者自身はこの作品について、『ドラゴンボール』よりは『Dr.スランプ』に近い感じの作品であると語っている。また、この作品から作者は漫画制作にパソコンを本格的に導入し始めており、これ以降の作品は、作者自身好きな作業といいながらも、『ドラゴンボール』では時間の関係上最低限しか使われなかったスクリーントーンが多用されることになる。2014年4月に本作のコミックスが重版された際の新規帯で、鳥山は「すべての作品の中でいちばん大スキなマンガであります」とコメントしている。人とオバケが共に暮らすこうもり岬に住むオバケの小学生パイフーは、日々、岬のオバケや人間達と平和に暮らしてきた。そこへ突然大流行した、オバケのみが罹るお化け風邪。罹れば1ヶ月で死に至るこの病気を治すには、西に住む魔女のみが作ることの出来る薬が必要だが、動ける大人のオバケは全て病気に罹ってしまい、人が行くにはモンスターの出る危険な道のりと、どうしようもない状況。この危機にパイフーは、友達のホセ、アーポン、人間の丸山と共に、魔女の薬を買いに旅に出る。本作では第1話、第2話…ではなく、恐怖その1、恐怖その2…と表記される。以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
出典:wikipedia
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