英熱量(えいねつりょう、Btu,BTU ; British thermal unit)は、ヤード・ポンド法のエネルギー・仕事・熱量の単位である。英国熱量単位(えいこくねつりょうたんい)、英式熱量単位などともいう。日本の計量法(計量単位令)では「英熱量」の名称を採用している。主としてアメリカとイギリスで使用され、イギリスでは空調システムなど限られた範囲でのみ、アメリカでは空調システムのほかガスレンジなど熱量全般で使用される(ただしこれらの熱機器の能力を表す数値は仕事率であるから、正確には Btu/h(英熱量毎時)である)。英熱量の単位記号は、日本の計量法(計量単位規則)においては、Btuのみが定められている。英熱量は1ポンドの水の温度を華氏度で1度上げるのに必要な熱量と定義される。すなわち、カロリーの定義をヤード・ポンド法の単位に置き換えたものと言える。水の比熱はその温度によって異なるので、カロリー同様、何度の水で定義するかによって以下のように各種の英熱量が存在することになる。その差はおおむね0.5%の範囲である。1英熱量はおよそ以下の値に相当する。英熱量毎時(Btu/h)は仕事率・工率の単位である。1時間に1英熱量の仕事率を示す。(quadrillion(1000兆)の略)は10英熱量と定義される。1 quadは約1.055×10 ジュールである。アメリカ合衆国と欧州連合では100,000英熱量をと定義している。ただし、アメリカでは Btuを使用し、ヨーロッパ連合ではBtuを使用する。ガス料金の計算単位などに使われ、1 term は 100立方フィート(100ft、約 2.7m)の天然ガスが燃焼して発生する熱量におおよそ等しい。
出典:wikipedia
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