京都大学数理解析研究所(きょうとだいがくすうりかいせきけんきゅうしょ、英称: Research Institute for Mathematical Sciences)は、京都大学の全国共同利用型附置研究所。「数理解析に関する総合研究」を行っている。略称は数理研、数解研、数研、RIMS。1963年に設立された日本で唯一の数学の研究所である。設立当初は解析、応用解析などの趣が強かったが、現在は純粋数学の研究のほうが盛んである。所員は設立以来40-50人。雑用が少なく、講義が義務ではない。日本における数学研究の中心的存在で、著名な数学者が所属している(していた)。例えばフィールズ賞受賞者の広中平祐・森重文、ウルフ賞・ショック賞受賞者の佐藤幹夫、ガウス賞受賞者の伊藤清、ファルカーソン賞(2003年)受賞者の藤重悟・岩田覚(現東大教授、元京都大学数理解析研究所教授)、ポアンカレ賞受賞者の荒木不二洋(国際数理物理学会会長を務める)などである。同研究所所員の共同研究者としての活動や、セミナー、研究集会などのに参加するために海外研究者も多く訪れている。研究集会は年80回以上開かれ、参加者は約4500人にのぼる。数理解析研究所は「基礎数理研究部門」、「無限解析研究部門」、「応用数理研究部門」、「計算機構研究施設」の3部門・1施設で構成されている。1975年までは研究所として活動していたが、1975年からは京都大学大学院理学研究科の専攻の一つとなり、現在では研究所と大学院の両方の側面を持っている。
出典:wikipedia
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