香川県立高松西高等学校(かがわけんりつたかまつにしこうとうがっこう)は、香川県高松市鬼無町山口にある公立の単位制普通科高等学校。略称は「西高(にしこう)」。昭和40年代後半、人口増加による生徒数の激増のため、高松市内の高等学校は全国有数のマンモス校(多生徒数)となった。市内に「新校建設を」との機運が高まり、高松市鬼無町の丘陵地に建設されることとなり、1976年11月高松高等学校に高松西高等学校設立準備室が設置された。第1期生の入学選抜は校舎建設途中であったため高松高校で行われた。この後、高松市周辺では新校建設ラッシュとなり、高松北高等学校、香川中央高等学校、高松桜井高等学校、三木高等学校が相次いで設置された。制服は男子が詰襟の学生服、女子が紺のブレザーである。校章は男女関係なく1種類である。女子の靴下は白色である。高松市西部の丘陵地にあり、教室から窓の外を見ると一面に緑の山が広がっている。校舎は0階があるなど特徴的な構造をしている。グラウンドと体育館は2つずつある。2つ目の体育館は1998年に落成しており、古墳跡がある。6時限55分授業を採用し、通常4時間目後に設けられる昼休みは3時間目後となり(50分授業の場合4時間目後)、正午ごろに昼休みとなる。これにより時間割が変則になっており、校舎の特徴と同じく、入学したばかりの学生の混乱の元になっている。2002年から2学期制がとられていたが、現在は3学期制に戻っている。2011年度からは、朝の読書が実施されている。山口一号線を上り終えるとある神高池には伝説の生き物「キナッシー」が住んでいるという。四国新聞の一日一言にも取り上げられた。2008年に生徒857人分の氏名や住所、顔写真、電話番号、自宅周辺地図などの個人情報が記載されたファイルを一冊紛失した。2005年にも職員室の机上にあった当時3年生の調査書原稿が、職員の夏休み出張中に紛失している。そのため、学校側の個人情報管理の甘さが指摘されている。再発防止策として、職員室等個人情報が存在する部屋は生徒、職員以外の立ち入りを禁止することなどが行われている。学校が鬼無駅西方の丘陵地にあるため急な坂道(通称: 山口一号線)を登らなければならない。大部分の生徒は自転車通学をしており、1994年度までヘルメットの着用が義務付けられていた。山口一号線は雨の日は生徒を送迎する保護者の車で混雑する。地形的特長からしばしば交通事故が起こるため、学校に近接する鬼無駐在所の警察官が山を登りきったあたりで立番警戒を行っている。また、毎月1日からの1週間を西高交通安全週間とし、その間は通学路の事故多発箇所で教師が交通指導を行っている。鬼無地区は盆栽が世界的に有名なため通用門付近に"盆栽も交通マナーも日本一"というスローガンを掲げている。これは生徒から募集し決定されたものである。鉄道・バス(瓦町駅方面行き)の両方がある。ただし、バスは本数が非常に少なく、鉄道も通過列車のほうが多い。西高祭と呼ばれる。毎年全体のテーマがあり、大多数のクラス、部活動はそれに沿った出し物をする。ただし、3年生や補習科は文化祭の出し物はない。開催式では、通年、吹奏楽部の演奏が行われる。年によっては開会式では文化祭の準備の様子がスライドショーで流されることがあり、1、2年生の準備の様子が流される。文化部・同好会が総出演した年もあった。1年生を対象とした宿泊学習。愛媛県の大洲へ宿泊学習へ行くことが多い。この場合、勉強中心の宿泊学習となり、他にカヌー体験の時間などが設けられる。昔は高松市北東部の屋島で行われていた。複数泊で、5分前行動など精神面を鍛えることを目的としており、内容は、キャンプファイアや地引網、飯盒炊爨、山道の補修など。また、一時期スキー合宿などが実施された時期がある。宿泊学習ではクラスごとにスタンツが行われる。1990年代ごろから韓国への修学旅行が実施されていたが、昨今の朝鮮半島情勢の不安定化により、北京への旅行も計画された。しかしこれもSARS流行・反日デモなどの理由から中止され、近年は国内へと変更されている。体育祭では3年生のみ仮装が行われており、毎年クラスごとにユーモアに富んだ衣装を作成し開会式の行進に参加する。また、3年生は浴衣を着ての盆踊りも披露する。最近では、運動部ではアーチェリー部と応援部、文化部では放送部とコーラス部が特に好成績をとっている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。