662 BPM BY DG(ろくろくに・ビーピーエム・バイ・ディージー)は、日本のテクノユニットである電気グルーヴのインディーズ・レーベルよりリリースされた1枚目のアルバム。当時インディーズにて活動していた電気グルーヴに対して、ソニー・レコードからメジャー・デビューのオファーがあった際に、同グループの中心人物であった石野卓球の「どうしてもインディーズでアルバムを出しておきたい」という思いから本アルバムは制作された。タイトルの「662BPM」とは、収録されている楽曲のそれぞれのBPMを単純に総て足した数値から来ていると一般的には言われている。ただし、ライナーノーツに記載の各曲のBPMを足し合わせると合計622BPMとなり、BPMの記載がない6曲目の「LEE」が40BPMでなければならない。また、BPMが記載されている図表では、12曲目の120BPMを後から足してTOTAL662+120との記載になっている。このことについて石野卓球は「全部の曲を足したBPMをタイトルにしたんだけど、計算を間違っていた」と語っている。後に至るまで演奏されている「電気ビリビリ」「WE ARE」「N.O.」の原曲を収録。7曲目から11曲目は1分ずつの無音トラックとなっている。また、6曲目の「LEE」は映画『ドラゴンへの道』からサンプリングした、中国の俳優であるブルース・リーの音声が入っているだけである。因みにこの音声は、1995年の石野の1枚目のソロ・アルバム『DOVE LOVES DUB』の一曲目でも使用されている。無許可で多数のテレビ番組や有名人の音声をサンプリングして使用(サンプリングの元ネタはジャケットに記載)、さらに放送禁止用語、差別的な表現を含む歌詞を多用している(後に契約することとなるソニーの歌詞検閲では、この頃の歌詞はほとんどNGとなり、改詞してリリースしている。しかし、ライヴにおいては原曲の歌詞、もしくは原曲とも異なる歌詞で歌っていた)。
出典:wikipedia
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