LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

囲炉裏

囲炉裏(いろり:居炉裏とも表記)とは、屋内に恒久的に設けられる炉の一種。伝統的な日本の家屋において床を四角く切って開け灰を敷き詰め、薪や炭火などを熾すために設けられた一角のことである。主に暖房・調理目的に用いる。数える際には「基」を用いる。古くは、比多岐(ひたき)や地火炉(じかろ)とも言った。囲炉裏は炊事専門のかまど、属人的な火鉢とともに、日本の伝統家屋の火の座を構成した。地方により特有の形態を持つ囲炉裏は、その呼び名も地方ごとに異なり、多くの呼称があった。現在に残るものとして、炉、地炉、ヒジロ、ユル、ユルイ、ユルリ、イナカ、エナカ、ヘンナカ、エンナカ、イリリ、イレ、シタジロ、スブト、ジリュなどがある。囲炉裏は次のような様々な機能を有する。囲炉裏は床に組み込んで設置される場合と土間に設置される場合とがある。日本の伝統的な民家は床敷きの部位と土間の部位が大黒柱を軸に結合した形態を取り、囲炉裏が切られるのは多くの場合床敷きの部位の中央である。しかし、地域によっては床敷き部分の土間よりの辺に接して切る場合もある。南部の曲り家に見られる「踏み込み炉」は土間囲炉裏の典型で、農作業中に土足のまま囲炉裏の周りに腰掛けられる作りとなっている。また、東北地方などの寒冷地には掘り炬燵のように足を下ろせる深い囲炉裏もある。囲炉裏は生活にかかせないものとして発展し各地方特有の形態を持つ。家によっては複数の囲炉裏が存在し、身分により使う囲炉裏が分けられていた。囲炉裏が2つある場合、薪(たきぎ)を燃料とした家族の囲炉裏と木炭を燃料とした客人用の囲炉裏とを使い分けることもあった。また、煙のでない木炭の囲炉裏では贅沢な自在鉤や茶釜を用いることも多かった。現在では大きな火鉢や木製のテーブルの中央で炭火を熾す座卓を囲炉裏と称することも多いが、本来的に囲炉裏は移動できない設備であり、移動のできるものは火鉢と称する。なお、形状としては正方形のものと長方形のものがある。茶室にも囲炉裏に良く似た火の座があるが、茶道では「炉」と称し、畳の間に切る。寸法も一尺四寸(42.42cm)あるいは裏千家の大炉の場合でも一尺八寸(54.54cm)四方で、一般的な囲炉裏よりはるかに小さい。茶道の水屋では、直径一尺程度の鉄の円形の丸炉(がんろ)というものが用いられる。書院茶では丸炉のみが用いられる。燃料は炭のこともあるが、薪であることが多いとされる。燃料はかまどと異なり、火力よりも火持ちのよさが重視される。現代家屋では煙の出ない炭火が用いられることが多いが、古くは民家ではコストのかかる炭火はむしろ火鉢専用であり、囲炉裏では薪が用いられることが多かった。長いままの枝を薪として用い、押し込みながら燻らせる様にして燃やし火を長くもたせた。地方によっては切り株を掘り起こしたものを細かく割らずにくべることもあった。火を長くもたせるには、乾燥しすぎていない薪を用いる、籾殻や灰を掛けて燻らせながら燃やすなどの方法がある。山中で無償で入手できる薪に比べ、木炭は貴重な存在であった。火を扱う場であるため、火の神を祀ることも多かった。山暮らしを実践している大内正伸は、薪ストーブ代わりにしていた鋳物カマドと比べて囲炉裏の使用で薪の使用量が激減した、地面に落ちている枯れ枝がそのまま使える、雨で多少濡れた枝でも細いものは天日に2〜3日晒せば乾く、薪の炎で鍋料理を作りながら燠火をずらせば炭火焼も同時にできる、余った燠火を火消し壷に入れれば燠炭が作れ火鉢・あんか・こたつで使える、灰をかけて燠炭を翌朝まで保つには大きな燠炭ができる太い薪が適していると記している。過去に大量に植林されたスギは今や需要が低迷し、一気に燃えて持続力がないので薪ストーブの燃料には向かないが、カマドや囲炉裏であれば火力調節ができる調理に便利な燃料で、山中に大量に捨てられているスギの枝葉に至るまで利用できるとの利点も挙げている。ただし、エアータイト型の薪ストーブの場合は、杉であってもゆっくり燃やせるので、燃料に向かないということは全くない。目につく部分であるため、銘木を用いたり様々な装飾が施されることもある

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。