徳島県立城ノ内中学校・高等学校(とくしまけんりつじょうのうちちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、徳島県徳島市北田宮一丁目に位置する県立中学校・高等学校。徳島県立徳島北高等学校に次いで2番目に新しい高校で、徳島市内の旧総合選抜6校の1つであった。県内初の併設型公立中高一貫校でもある。また、リーディングハイスクール指定校である。1970年代当時、徳島市内の普通科高等学校は、城東、城南、城北、徳島市立の4校しかなく、いずれの高校も生徒数が飽和状態になりかけていた。さらに第2次ベビーブームの世代が1980年代前半に高校生になることから、学校の新設を求める意見が出る様になり、これを受けて普通科高校の設置が決定された。1978年、徳島市北田宮一丁目の日本専売公社跡地で城ノ内高校の校舎建設が始まり(翌年11月に落成)、1980年度に開校したが、このときは現在南北に2つある校舎のうち南1棟しか完成していなかった(特別教室のほとんどが収まる北校舎は、1981年に全館完成)。校舎が完工した後は、1学年13クラスまで対応できるようになったが、1990年代後半に入り、少子化の時代を迎えると生徒数が減少していき、1997年に、徳島市応神町(一部板野郡北島町も含む)に徳島北高校が開校したことで、さらに生徒数は減少していった。加えて、徳島市内の総合選抜制度廃止後、各高校の特色作りが必要となった時に、徳島県内からは市内の普通科高校の削減を検討する声が上がり、廃止候補に挙がったのが城ノ内高校であった。その理由としては、などが挙げられたが、10数年で歴史を終わらせるのは良くないとの意見も多数上がり、様々な方向で検討していたところ、文部科学省より中高一貫教育推奨の話が出されたことから、県は城ノ内高校を併設型中高一貫校にすることを決定した。総合選抜制度廃止後の2004年度より中学校を開校することになり、生徒の募集数は高校240人・中学120人に決定された。次いで、中学1期生が高校に進学する2007年度より、高校の外部募集生の定員が120人に減らされ、クラスは高校6クラス、中学3クラスになった。2004年度の中学生の入学競争率は約10倍、翌05年度は6倍であった。中学校への入学競争率は高く、富岡東中学校の完成に伴い少しは低下したもの、毎年約3~4倍の水準である。原則、中学校卒業者は併設の城ノ内高等学校へ進学することになっている。以下は2012年度のもの。中学生と高校生が共同で活動するものには(中・高*)、中学と高校両方にあるが特に共同活動しないものは(中・高)、中学生のみは(中)、高校生のみは(高)とする。
出典:wikipedia
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