ローバー・75("Rover 75" )は、イギリスの自動車会社・ローバーが製造・販売していた乗用車である。BMWの支配下にあったローバー・グループから1999年に発売され、その存続会社であったMGローバーに引き継がれた。2005年4月、同社の経営破綻に伴って販売を終了した。ローバー・600とローバー・800の後継車種にあたる。派生モデルとしてステーションワゴンも発売され、「ローバー75・ツアラ」と称された。開発には当時の親会社であるBMWの影響があり、競合し得るBMWの各モデル(3シリーズ、5シリーズなど)との差別化のため、スポーティーさを排除し、レトロなデザインが採用されたといわれている。エンジンはローバー製直列4気筒ガソリンエンジンと、ローバーが開発し、後に起亜自動車でライセンス生産が行われたKV6というV型6気筒ガソリンエンジン、BMW製の直列4気筒ディーゼルエンジン、最終モデルではフォード製のV型8気筒を搭載したものもあった。1998年の英国モーターショーでデビューした。2004年には、マイナーチェンジが施されたが、MGローバーの経営破綻によって2005年4月に製造・販売を終了した。生産は当初オックスフォードのw:Cowleyにあるw:Plant Oxfordで行われ、後にバーミンガムのMGローバーロングブリッジ工場に移管された。1999年9月、ローバージャパンによってセダンの「コニサー」と「クラブ」(ともにKV6エンジンを搭載)が発売されたが、2000年頃にBMWがローバー部門を撤退したため、輸入を中止した。2003年にはMG ROVER NIPPON(オートトレーディングルフトジャパン)による輸入が再開され、同時に「75ツアラ」も販売された。
出典:wikipedia
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