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堀内正美

堀内 正美(ほりうち まさみ、本名;堀内 まさみ、1950年3月22日 - )は、日本の俳優。東京都世田谷区出身。兵庫県神戸市在住。株式会社オフィスAMI所属。父は映画監督の堀内甲。叔父は日本におけるモダンバレエの創始者、堀内完。セントルイスバレエ団のオーナーで芸術監督の堀内元、ユニーク・バレエシアター芸術監督の堀内充・堀内かおり・陶芸作家の服部牧子はいとこ。新宿アートシアターで上演されていた清水邦夫作・蜷川幸雄演出の『心情あふるる軽薄さ』に衝撃を受け、舞台演出志望となる。桐蔭学園高等学校卒業。桐朋学園芸術短期大学では、千田是也・清水邦夫・蜷川幸雄に師事。劇作・演出を学ぶが、在学中にTBSのプロデューサーにスカウトされ、1973年金曜ドラマ『わが愛』で俳優デビュー。1974年、『鳩子の海』でヒロインの憧れの人を演じ、全国に名を知られる。その後、実相寺昭雄監督と出会い、個性的な役柄を次々と演じるようになる(実相寺が亡くなるまで、たびたび作品に出演していた)。若い頃はナイーブな青年役に持ち味を発揮していたが、以降、乱心する公家役・エキセントリックな黒幕的役柄を中心に、特撮作品や時代劇にも多く出演。ちなみに、堀内に影響を与えた先輩俳優は、山崎努・芦田伸介・森繁久彌・勝新太郎・岸田森・藤岡琢也らがいる。長男がアトピー体質で一向に改善せず、医者に「アトピーには潮風がある場所がいい」と言われ、東京へ来やすい関東近郊で探す選択肢もあったが、海と山に囲まれ、自然も多く残る神戸市に決め、妻も大賛成してくれた事もあり1984年から一家で移り住んだ。1995年の阪神淡路大震災の後には、神戸市民の合言葉「がんばろう!!神戸」を提唱。あわせて、市民ボランティア団体「がんばろう!!神戸」を結成、避難所・仮設住宅・復興住宅で被災者支援活動を展開する。神戸市役所南隣りの東遊園地にある慰霊と復興のモニュメントゾーンに建立されている1・17希望の灯りの碑文は堀内が書いたもの。現在は、震災だけでなく事件・事故の遺族も参加して設立した認定特定非営利活動法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り」理事も務め、全国各地で「震災から学んだこと」「市民活動について」「まちづくり」「生と死」「子育て」などの講演活動をしている。2004年にはイベント限定で「堀内正美フィギュア」が発売された。企画は玩具プロデューサーの安斎レオ、原型制作は似顔フィギュアの造形家・寒河江弘。また、社会貢献活動では、自らの阪神淡路地震の経験を生かし、関西の被災者から東日本大震災で被災した人たちへ「義援基金ではなく、救援物資とメッセージを送ることで被災地を助けよう」という趣旨で「たすきプロジェクト」を立ち上げた。

出典:wikipedia

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