野月 浩貴(のづき ひろたか、1973年7月4日 - )は、将棋棋士。棋士番号は221。北海道札幌市北区出身。勝浦修九段門下。1985年札幌市立光陽小学6年生として第10回小学生将棋名人戦で優勝。これがきっかけで、勝浦修門下で新進棋士奨励会に入会する。森内俊之は兄弟子である。奨励会三段の頃は、NHK杯戦の記録・秒読み係として頻繁に出演した。1996年前期の奨励会三段リーグで11勝7敗の成績2位となり、四段昇段(プロ入り)をする。11勝7敗での四段昇段は低成績昇段のタイ記録(野月が初)であり、このときのリーグでは野月と同星は6名いた(野月は前期リーグで12勝6敗の好成績収めていたため、リーグ表での順位が2位であったことが利いた)。第17回(1998年度)早指し新鋭戦で、久保利明との決勝を制して優勝。2004年にB級2組、2005年にB級1組への昇級を果たした。第56回(2006年度)NHK杯戦で、渡辺明(当時竜王)、島朗らを破りベスト4進出。2010年10月22日に行われた竜王戦3組3位決定戦で勝ち、自己最高の2組へ昇級。居飛車党の棋士で、相掛かりや後述の横歩取りなど激しく攻め合う戦法を好む。横歩取り8五飛の産みの親は中座真、育ての親は野月浩貴といわれ、まだ同戦法が流行していない頃、この戦法を連採して高勝率を収めた。この戦法のおもしろさを、イングランドのサッカーのようなスピード感ある攻撃と結びつけて説明したことがある。優勝した早指し新鋭戦(1998年度)の対・飯塚祐紀戦では、対局前のインタビューで「秘策を考えてきた」と語った。その「秘策」とは、初手▲1六歩と突いて、先手番で無理矢理、横歩取り8五飛の形にするというものであった。昇段規定は、"将棋の段級" を参照。竜王戦と順位戦のクラスは、"将棋棋士の在籍クラス" を参照。
出典:wikipedia
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