


荒川区コミュニティバス(あらかわくコミュニティバス)は、2005年(平成17年)4月20日より運行を開始した東京都荒川区を走るコミュニティバスである。運行はいずれも京成バス(金町営業所)に委託されている。南千住駅西口を起点としてアクロシティ、町屋駅、荒川区役所を経由し、南千住駅西口に戻る約6kmの循環路線である。バスの運行は南千住駅西口で一旦打ち切られるが、同停留所をまたぐ場合、例えば、荒川区役所方面からグリーンハイム荒川方面へ行く場合は、運転士にその旨申告すれば同停留所で先発のバスに乗り継ぐことができる。停留所には全て番号が割り振られている。なお、前日17時の気象情報において、翌朝(平日)の降水確率が50%以上の場合には、グリーンハイム荒川から町屋駅までに限り、朝の運転本数を4便増回するサービスを実施し、雨の日の潜在需要の掘り起こしを行っている。当初は反時計回りに循環する南千01系統のみだったが、2007年12月末に、夕方から夜にかけて、町屋駅→アクロシティ→グリーンハイム荒川と、逆向きに走る南千02系統が新設された。2015年3月29日より南千02系統を循環系統(時計回り)とし、さくらの運行を双方向化した。また、後述の汐入さくらの中型車化に伴い、さくら→汐入さくらへの直通運行を廃止した。2008年10月31日より新たに運行を開始した、南千住駅を起点とし汐入地区を循環する路線である。バスの運行はそれぞれ南千住駅西口・東口で打ち切られる。南千住駅(西口・東口とも)でさくらとの乗り継ぎが可能である。当初は一部便でさくら - 汐入さくらの直通運転を行っていたが、2015年3月29日にこの路線の車両を中型車に置き換えたため、さくら(南千01)からの直通便を廃止した。2012年11月1日より新たに運行を開始した、新三河島駅を起点とし尾久地区を循環する路線である。起終点の新三河島駅を越えて乗車できる。荒川自然公園入口 - 子ども家庭支援センター間で「さくら」と乗り継ぎが可能である。2014年11月1日より子ども家庭支援センター - 尾久橋(熊野前駅)間の区間便が運行を開始している。普通運賃普通運賃は現金の場合、大人150円、こども80円である。PASMO(Suicaほか、相互利用サービス対応ICカード)が使え、ICカードの運賃は大人150円、こども75円である。京成バスの都内1日乗車券が使用できる。身体障害者手帳および東京都シルバーパス等による無料乗車制度もある。また、さくら全系統にてそれぞれ乗り降りできる定期券「さくらPass」(通勤用1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月、通学用1ヶ月・3ヶ月)も取り扱っている。乗り継ぎ運賃「さくら」と「汐入さくら」を南千住駅(東口・西口とも)で、または「さくら」と「町屋さくら」を荒川自然公園入口 - 子ども家庭支援センター間の停留所で乗り継ぐ場合は、車内で乗継券(大人50円、小児20円)を購入し、乗継をしたバスの乗務員に支払う。乗り継ぎ運賃の適用は1回のみであり、「町屋さくら」-「さくら」-「汐入さくら」を乗り継いだ場合でも、2回目の乗り継ぎには適用されない。車両は同線専用の日野・ポンチョが使われるが、これが使用できないときは京成バスの一般車:日野・リエッセが用いられる。2012年11月の「町屋さくら」運行開始に伴う新車両には、荒川区シンボルキャラクター「あら坊・あらみぃ」も描かれている。また、2015年3月29日に中型化された「汐入さくら」の車両は専用塗装のものでなく、京成バス一般路線車両に専用のステッカー・バスマスクを装着して運用される。さくら(南千01)・汐入さくらの各停留所にはバスの接近を知らせるバスロケーションシステムが備えられているが、バスの接近を無線で感知する一般的なシステムと違い、停留所に備えられたボタンを押すことによって次の停留所にバスが接近した旨表示される、手動式のシステムとなっている。このシステムはレゾナント・システムズと京成バスが共同開発した。
出典:wikipedia
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