『練馬大根ブラザーズ』(ねりまだいこんブラザーズ)は、『おろしたてミュージカル 練馬大根ブラザーズ』として放送されたテレビアニメ、および『練馬大根ブラザーズ』としてアニメと並行して連載されていた漫画である。アニメ版は2006年1月からテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知で、同年2月からAT-Xで放送された。漫画版はジャイブ刊『月刊コミックラッシュ』で連載されていた。なお、本項目は主にアニメ版を中心に記述している。ヒデキ、イチロー、マコの3人が幼少時に神社の境内で練馬にドームを建ててコンサートをする事を夢見て結成。ドーム設立の資金になるのならば、と、ヒデキが持ち畑を耕し大根を栽培しているが実際はギャングを稼業としている。ステージを模した建物で3人が寝食を共にし音楽活動に励むも近所からは、あまりの騒々しさに総スカンをくらっている。音楽のレパートリーはブルース、ロック、ソウルミュージック、スカ。メンバーに欠員が出た場合は臨時メンバーで補うか、カキワリで代用する。本作は、連続アニメとしては珍しいミュージカルコメディアニメというコンセプトで制作されており、突如として登場人物らが音楽に合わせて歌いだすなどといった演出手法が随所に盛り込まれている。なお、脚本とシリーズ構成を担当した浦沢義雄は東映のミュージカル特撮『うたう!大龍宮城』でも全話脚本を担当した実績がある。従来テレビアニメではタブーと思われていた同性愛等を扱った過激な話題や、サラ金や韓流ブーム等への皮肉をこめたパロディがある。過激なギャグが多く、例えば第8話の「トンチホーテ」が「コンチキマート」に、登場人物の「ドナベツネ」が「ドナベナベ」に変更されている。ただし、「自衛隊」名称のNGについてはワタナベシンイチ・浦沢義雄両名は納得をしていない(無料で配布された小冊子内の対談での発言)。DVD第1巻においては、「防衛隊」もすべて「自衛隊」呼称に差し替えられた。主人公には『コブラ』劇場版以来主演は実に24年ぶりとなる松崎しげるを起用し(ゲスト出演はビックリマン2000などで時々しているが)、さらに毎回ゲストとしてベテラン・実力派・若手等、多彩に揃えた声優キャスティングになっている。これは、近年の浦沢義雄作品では『アークエとガッチンポー』、『アークエとガッチンポーてんこもり』等にも見られる。アニメ内では、話と歌と同時進行をしており、声優にはゲストに至るまで歌唱力のある声優を使っている。本放送を控えた2005年12月29日に、コミックマーケット69のアニプレックスブースに主要声優3人とワタナベ監督が出演のイベントが開催された(司会は井上麻里奈)。
出典:wikipedia
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