デュシー島(デュシーとう、Ducie Island )は、イギリスの海外領土であるピトケアン諸島に属する島である。面積約6.50 kmの無人のサンゴ環礁で、1902年からピトケアン島に属するイギリス領になった。ピトケアン諸島の中では一番東の方にあり、ヘンダーソン島からでも350 kmも離れた所にある。1606年、ポルトガル出身の航海士ペドロ・フェルナンデス・デ・キロスにより発見され、エンカルナシオン島と名付けられた。その後1791年にパンドラ号のエドワード・エドワーズ艦長がバウンティ号の反乱者達を捜索している時に再発見され、イギリス海軍の貴族フランシス・レイノルズ=モートン、第3公爵デュシーを敬意を示して、の名に因んで、デュシー島と名付けられた。1820年、マッコウクジラの攻撃に遭い沈没したアメリカの捕鯨船の乗組員の生存者3人を探すため、依頼を受けたイギリスの商船サリー号のトーマス・レイン船長は捜索に出向いた。デュシー島に漂着していると思われた為、デュシー島に向かい、レイン船長は島にも上陸したが、エセックス号の乗組員3人はヘンダーソン島にいた。1891年にも郵便船アカディア号が島のラグーンで難破しており、生存者の乗組員はボートでピトケアン島に向かった。1937年8月4日にはレアンダー号のJ・W・リバース=カルナック船長がデュシー島に上陸し、島にイギリス国旗を挙げ、島のイギリスの主権を再確認した。1867年にアメリカ合衆国がグアノ島法に基づいて領有を宣言したが、1902年イギリスが領有権を得た。
出典:wikipedia
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