剱神社(つるぎじんじゃ)は鹿児島県霧島市国分敷根にある神社である。現在は剣神社と表記することが多い。日本武命を主祭神に、天児屋根命、剱彦神、大臼命、小臼命(日本武尊)、太玉命、菅原道真公を配祀する。配祀神は1910年(明治43年)に合祀された。古くは敷根の北西にそびえる剱岩山頂を琵琶甲(びわんく)または枇琶甲(びわんく)と言い、そこに石祠があり、拝殿は剱岩の麓にあったが延宝元年(1674年)12月に現在の地に遷宮された。剱岩の名の由来は、日本武尊が熊襲征伐際して熊襲の様子を探る為に登り、剣を抱きながら野営をした故事に因むと伝わる。敷根氏がこの地を領していた頃は天満宮(天満天神)を深く崇敬して宗社としていたため剱神社は自然に荒廃したが後に島津義久が山田利安に命じて再興させた記録が「神社明細帳」や敷根郷・猿渡仁衛門家蔵の「剱神社由緒記」にある。1910年(明治43年)10月25日には兵主神社・菅原神社・太玉神社・蛭子神社を合祀した。神幸祭(御下りともいう)は、昔真夏に悪疫が流行して多くの死者が出たために剱神社に町中の巡幸を願い、お祓いをしてもらったのが起こりで、この巡幸によって悪疫の流行が止まった事に因んで、悪疫退散と健康を願う夏の祭りとして行われるようになったと伝える。その他、毎月1日と15日の午前6時より月次祭が行われる。
出典:wikipedia
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