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自動小銃

自動小銃(じどうしょうじゅう)は、発射時の反動・ガス圧等を利用した機構により弾薬の装填・排莢が自動的に行われる小銃である。一般にはアサルトライフル(突撃銃)も自動小銃だが、運用がフルサイズの自動小銃(バトルライフル)と異なるため、しばしば区別される。現在の軍用小銃は、一般に自動小銃である。装填のみが自動で、発射は一発ずつ手動で引き金を引く(セミオート)の半自動小銃と、引き金を引けば装填・発射がともに自動で連続する(フルオート)の全自動小銃に分けられる。通常、全自動小銃はセミオート、フルオートの切り換え機能を有する。また、軍での運用では、全自動小銃であってもセミオート射撃、または2~3発のバースト射撃(制限点射)を基本とする。英語ではsemi-automatic rifleまたはautoloading rifleに相当するが、特定の英語圏の国ではautomatic rifleは専門用語としてフルオート機能を持つ分隊支援火器あるいは軽機関銃を指す言葉と捉えられてしまう場合がある。第一次世界大戦頃までの小銃は主にボルトアクション方式のものであり、これは一発射撃する度に人力手動でボルトを操作し、次弾装填を行う必要があった。1930年代に入ると技術の進歩によって各国で自動小銃の開発が本格化し、第二次世界大戦までに多くの自動小銃が実用化され、戦場へと投入された。フルサイズの自動小銃が各国で製作されたが、ボルトアクション小銃より格段に高い部品精度が求められ、かつ歩兵全員にいきわたる膨大な調達量が要求される自動小銃は、コストや整備維持の複雑性から配備が進まなかった。さらに当時の自動小銃はフルサイズの小銃弾の反動が強すぎてフルオート射撃に向かず、ボルトアクション小銃と大差ないセミオート式の自動小銃が主流であり、必要性も低かった。結局、大戦中に小銃を全更新できたのはアメリカ陸軍のM1ガーランドだけであった。末期のドイツ国ではFG42とStG44という革新的な銃が発明されたが、前線に行き渡る前に大戦が終結した。また、旧大日本帝国でも大戦末期に四式自動小銃が開発されたが、量産化に至る前に終戦した。これらのなかで、反動が少ない新規格の銃弾を使用してフルオート射撃と軽量さを両立させたStG44の新たな運用思想「突撃銃(アサルトライフル)」という概念は、後の自動小銃に多大な影響を与えた。戦後ソ連はSKSカービンと呼ばれる在来型の自動小銃を経て、AK-47アサルトライフルを軍の主力小銃として採用した。アサルトライフルはドイツのStG44に端を発する概念で、従来の自動小銃よりも軽量かつ比較的近距離での戦闘を想定したものであった。一方、その他の国では自動小銃の運用を続け、アメリカではM1ガーランドを基にしたM14を採用していた。しかし、ベトナム戦争では、ごく至近距離での遭遇戦闘が頻発した。この戦争を通じて自動小銃に対するアサルトライフルの優位性が示され、アメリカのM16アサルトライフルを始めとして他国でもアサルトライフルの採用が加速し、自動小銃は軍の主力小銃としての役目を終えていった。しかし、ボルトアクション式の狙撃銃では、撃ち損じた場合の撃ち直しが効かないため、オートマチック式の狙撃銃なども運用されている。また湾岸戦争以降、ボディーアーマーの急激な進歩によって今度は反動が少ないアサルトライフル弾の殺傷力の低さが問題視されるようになり、「マークスマン・ライフル」という新概念の元に、フルサイズの小銃弾を使用するセミオート式自動小銃がアサルトライフルと並行して配備されるようになった。全自動小銃は広義の機関銃(マシンガン)であるが、個人装備である自動小銃と、制圧射撃用の機関銃は区別される。自動小銃の特徴としては、次のようなものがある。現代では自動小銃と汎用機関銃の中間的な位置づけにある分隊支援火器が普及している。分隊支援火器は歩兵分隊で運用することを前提とした小型機関銃というべきもので、元々は、BARを簡易機関銃として運用していた米軍内での呼称である。現代ではアサルトライフルと共通の小口径弾を使う、小型軽量な機関銃が分隊支援火器として各国で採用されている。機関銃班で運用する汎用機関銃とは異なり、一人で運用できるように設計されている。自動小銃(アサルトライフル)、分隊支援火器、汎用機関銃はそれぞれ役割が違い、歩兵部隊の中で共存し続けている。なお、短機関銃は拳銃弾を使う接近戦に特化した火器であり、小銃と運用が異なる。

出典:wikipedia

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