レックス・ハドラー(Rex Allen Hudler , 1960年9月2日 - )は、アメリカ合衆国アリゾナ州出身の元プロ野球選手(内野手)。のMLBドラフト1巡目(全体の18番目)でニューヨーク・ヤンキースに指名され契約。9月9日にメジャーデビュー。以後、にボルチモア・オリオールズ、にモントリオール・エクスポズ、シーズン途中にセントルイス・カージナルスと渡り歩く。にヤクルトスワローズに入団。前年のスワローズは、二塁を守っていたジョニー・レイが途中退団し、シーズン途中に獲得したジョニー・パリデスも、助っ人としては満足な成績とは言えず、この空いた二塁手の穴を埋めるべく獲得された。本来「守備の人」の期待を背負っていたが、シーズン開幕とともにエラーを連発し、守備の評価はがた落ち。一方でバッティングでは結果を残し、ほぼ8番打者ながら打率.300を達成。シーズン2回のサヨナラ打、得点圏打率はリーグトップという勝負強さを見せ、同年の優勝・日本一に大きく貢献した。明るい性格で、ムードメーカーでもあった。当初はも引き続き残留の予定であった(1993年オフに出版されたヤクルトの優勝記念本にも登場し、「来季は2番でプレーしたい」と発言している)。しかし野村克也監督が、当時巨人を解雇されたジェシー・バーフィールド獲得を表明(実現せず)。もともと野村は、守備に不安要素を持ち小技も効かないハドラーを高く買っておらず、外野守備が得意なバーフィールドに興味を示した。当時、同時出場可能な外国人野手は2名(1993年まで一軍登録2名、1994年から一軍登録3名・同時出場2名)までとなっており、残留しても出場の可能性が低くなることを嫌ったハドラーは、一転してサンフランシスコ・ジャイアンツと契約し退団。ヤクルトでの在籍はわずか1年であった。スプリング・トレーニング中にジャイアンツを解雇されたが、カリフォルニア・エンゼルスと契約。その後、エンゼルス、フィラデルフィア・フィリーズでまで現役を続けた。引退後はエンゼルスの球団専属解説者を経て、現在は2012年よりカンザスシティ・ロイヤルズの球団専属解説者として活動している。日本のMLB中継に登場したこともある。2003年にはマリファナ所持によりカンザスシティ国際空港で逮捕されたが、すぐに釈放された。にヤクルトでプレーしたラリー・パリッシュと同様、「ゲテモノ食い」が有名。オープン戦の明治神宮野球場でミミズを見つけたハドラーは、チームメイトを集め、「もし俺がこれを食べたらいくらくれる?」と話を持ちかけ、「食えないだろう」とチームメイトが敬遠する中、生きたミミズをそのまま踊り食い。たちまちスポーツ紙で「ミミズ男」のあだ名をつけられる。その後もアリ、セミなど奇食は続き、スポーツ紙の格好のターゲットとなっていた。夫人は歌手でメジャーリーグの試合前の国歌斉唱を何度も務めていた。来日前はハドラー本人よりも夫人の方がスタジアムに出る機会が多いと揶揄されていたこともある。来日前は盗塁時のセカンドベースカバーの選手を吹っ飛ばすほど激しいスライディングで、地元アナウンサーに「ハリケーン」と呼ばれていたが、日本で盗塁を決めたのはたった1回、9月の対阪神タイガース戦だけだった(盗塁死は4つある)。エンゼルス時代に決定的なエラーを犯してしまい、先発投手のマーク・ラングストンと殴り合いの喧嘩シーンがテレビ画面に映し出されたことがあった。
出典:wikipedia
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