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がんばれ!キッカーズ

『がんばれ!キッカーズ』は、ながいのりあきによる日本の漫画作品。また、それを原作としたテレビアニメ作品。『月刊コロコロコミック』、『別冊コロコロコミック』、『小学五年生』、『小学六年生』で連載された。1984年から1989年まで『月刊コロコロコミック』誌を中心に連載された、「弱小サッカー部」をメインに据え、普通の少年たちが努力してチーム全体が成長していく姿を描いたサッカー漫画である。この作品はコロコロコミック編集部から、当時人気を博していた「『キャプテン翼』のようなサッカーものをやろう」という企画が持ち上がったもので、すがやみつるの下でアシスタントを務めていた、ながいが描くことになった。その数年前に「別冊コロコロコミック」で読み切りのサッカー漫画を発表していたものの、ながいはサッカーの知識が無く、当初はこの企画に困惑していた。悩んだ末に高校時代に愛読していたちばあきおの野球漫画『キャプテン』を手本に、「(等身大の登場人物達が)たとえ敗れても何らかの経験を得る、超人的なプレーの必要ないサッカー漫画」として描くことになった。1986年には第32回小学館漫画賞児童部門を受賞。全日本少年サッカー大会の大会ポスターに起用されるなど、当時サッカー漫画としては『キャプテン翼』に次ぐ人気作品となった。また、この大会が10周年を迎えたことを記念し、サッカー少年にアピールすることを目的として、同年10月に日本テレビ系でテレビアニメ化された。2002 FIFAワールドカップ開催記念として愛蔵版として再発刊され、2006 FIFAワールドカップの時には開催記念として「株式会社G.B.」より、南陽戦が完全収録された「熱闘編」と西山戦が完全収録された「涙の友情編」が「G.B.ベストコミックス」として出版された。同書には書き下ろしの中学生編が収録されており、内容は、中学生になった本郷、翔、水島兄、上杉らが北原中学校でドリームチームを結成して全国大会に挑むというもの。「熱闘編」では地区予選決勝、「涙の友情編」では全国大会決勝戦で水島弟が率いる宮城県代表の中学と対戦した。なお、ながいは本作終了後、直接の関係はないものの、1992年に報知新聞紙上で「めざせ!!ワールドカップキッカーズ2002」(原作・大住良之)を発表している。単行本は1993年に「小学館Jリーグブックス」にて発売された。名門清水が丘FCの補欠だった大地翔は北原小学校へ転校し、北原キッカーズに入部するが、キッカーズは公式戦未勝利、練習試合も連戦連敗中の弱小チームであり、キャプテンの本郷勝や石井健太をはじめとした部員達は情熱を失っていた。翔の熱意もあってキッカーズは強豪・南陽SCと練習試合を行うことになり、ゴールキーパー・上杉光を擁する南陽を相手に、後半だけなら1-0で勝つものの、試合自体は1-12の大差で敗れる。南陽との対決を通じて、翔の真摯な態度に影響を受けた部員達は失った情熱を取り戻し、水島兄弟を擁する西山SSSや翔の古巣の清水が丘FCといった強豪チームとの対決を通じて共に成長をしていく。着実に実力をつけたキッカーズは全日本少年サッカー大会地区予選に出場し、前回大会ベスト4の白鳳イレブンや由良崎SCを破って決勝進出を果たす。決勝の相手は初戦で西山SSSを下した南陽SCで、一進一退の攻防を続けるものの、2-3のスコアでキッカーズが敗れ、全国大会出場を逃す。キッカーズとの試合で肩を負傷した上杉はストライカーに転向することを決意し、本郷や西山SSSの水島兄に同じ中学でプレーすることを提案する。本郷が卒業し、新キャプテンの健太の下で活動を始めた新生キッカーズは、個性溢れる様々なチームとの練習試合を経て全日本少年サッカー大会地区予選に出場。初戦で優勝候補筆頭の帝和FCを下し、決勝進出を果たす。決勝の相手は準決勝で南陽SCを大差で下した西山SSSとなるが、西山は水島弟が病気療養から復帰し、翔の清水が丘時代の先輩である真行寺が加わっていた。試合は水島弟の多彩なプレーを軸に西山が優勢に進めるが、後半に入って翔の得点でキッカーズが勝ち越し、全国大会出場を決めるのだった。単行本はてんとう虫コミックスで全20巻刊行。コロコロ本誌での連載エピソードの合間に学年誌分の話を挟み込む構成となっている。2001年「ワンツーマガジン社」より、てんとう虫コミックスにて未収録だった話を含む完全版として全6巻が刊行された。未収録話が入っているのは6巻だけである。原作にはない作者が描いたイラストとメッセージが載っている。原作は全日本少年サッカー大会地区予選で優勝を果たし、よみうりランド行きを決定して終わるが、愛蔵版では哲也が転校することになって終わる。作者によれば連載当初は翔や本郷といった主要人物に人気が集まったが、全日本少年サッカー大会地区予選の南陽SC対西山SSS戦で「生きること」をテーマにしたエピソードを掲載したところ読者の大きな反響を呼んだという。このエピソードを描く際に主役のキッカーズがほとんど登場しないため担当編集からは掲載に反対をされたが、命の危機にさらされた人物を巡る登場人物の心の動きをしっかりと描きたいとして押し切ったという。プロサッカー選手の播戸竜二は2008年に行われた安田理大との対談において「『キャプテン翼』ではなく『がんばれ!キッカーズ』派だった」と発言している。一方で播戸の後輩にあたり8歳年下の安田は「バンさん、俺は逆にそれ知らんねん」と発言している。1986年10月15日から1987年3月25日まで日本テレビ系ほかで放送された。全26話が制作され、放送されたのはそのうち23話。放送時間は水曜19:30 - 20:00。前述のように全日本少年サッカー大会の10周年記念作品という位置付けである。アニメ化に際しては、1960年代に日本テレビ系で放送された『これが青春だ』に代表される青春ドラマの古典的な演出法が採り入れられた。そのため、典型的なスポーツ漫画である原作に対し、アニメでは、全体に学園ドラマ的色彩が強く、物語の軸となるキッカーズの選手達が成長していく過程だけでなく、原作にはない翔の家族や女子キャラクターが多数登場し、翔や本郷と女子キャラクターとの恋愛も描かれた。その他のメンバーにも、小畑英夫は気が弱い、大高守は母親と二人暮し、野口学は金持ちの息子で理論派、古賀信介は大人しく無口、浜本直人は関西弁を話す明るい性格、などのオリジナルの設定が追加され、それぞれにスポットを当てた話も作られた。また水島兄弟が亮が兄で裕が弟という原作とは逆の設定になっている。アニメ放送開始時は原作では最初の地区予選決勝でのキッカーズvs南陽戦が佳境に入っていた頃であり、アニメ版も原作にほぼ追いつく形で南陽戦の敗戦で締め括られた。アニメ版を制作したぴえろ(当時の名称はスタジオぴえろ)の公式サイトでは、視聴対象である子供達が共感できるように配慮した個々のキャラクターの生活風景まで描きこんだドラマ性と、選手の動作を細部まで丁寧に描写したリアルな試合シーンが作品の魅力としている。一方、23話では南陽SCの選手が得意とする「トライアングルフォーメーション」について、3人が次々に空中高く飛び上がり、横一列の隊形から前方宙返りを繰り返してキーパーを幻惑するなど、奇想天外なプレーとして描いている。また、既存のスポ根ものに倣い南陽SCの上杉が主人公の翔の宿命のライバルとして位置付けられている。なお、一部の資料において「原作での上杉は一話限りの登場」「原作では一度の試合で消える」と記されているが、原作では1985年5月発売の第1巻、1985年6月発売の第2巻、1986年4月発売の5巻、同年7月発売の6巻に登場するなど、同年10月の放送開始前にも頻繁に登場している。公式戦未勝利で22連敗中の北原キッカーズに大地翔が加入し、キャプテンの本郷勝と共にチームを牽引して初勝利を目指す。翔は南陽小の上杉光と対決しライバル関係となる一方で上杉の妹の明菜と出会い、恋にスポーツにと忙しい学園生活を満喫するのだった。1988年に出版された『TVアニメ25年史』は「基本的には原作に忠実な内容であり、サッカーのプレー描写も堅実。『キャプテン翼』とは対照的に演出のメリハリで見せる作品」と評している。一方、脚本を担当した静谷伊佐夫は打ち切りの決定した直後の『アニメージュ』1987年4月号において「この作品が全く理解できない。流行の絵からは外れ、主人公は能天気。なぜアニメ化をするのかと真剣に悩んだ」と前置きをした上で「それでも作品に関わるうちに少しづつ愛着がわいてきた」と評している。1987年3月限りで放送終了となったが、特番の関係で放送されなかった第15話は同年8月26日にスペシャル枠で、打ち切りのために未発表となっていた3話分のエピソードは1988年1月5日に『がんばれ!キッカーズスペシャル ひとりぼっちのエースストライカー』として放送された。DVD-BOXにはTVで放送されなかった未放送分の3話が収録されており、全26話が完全収録されている。日本テレビ - 札幌テレビ、◎青森放送、テレビ岩手、ミヤギテレビ、秋田放送、◎山形放送、テレビ新潟、福島中央テレビ、静岡第一テレビ、中京テレビ、北日本放送、福井放送、読売テレビ、◎日本海テレビ、広島テレビ、◎山口放送、西日本放送、四国放送、南海放送、高知放送、福岡放送、熊本県民テレビ、△テレビ長崎、△鹿児島テレビ

出典:wikipedia

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