クリス･ムーン（Chris Moon、1962年5月5日 - ）は、イギリスの社会運動家、マラソン選手、エッセイストでNGOのメンバー。ウィルトシャー州のネザーハンプトンで生まれ｡農業大学に進学するが、農業には従事せずイギリスローヤル･アーミイの士官候補生課程に入隊し少尉に任官。5年間の軍隊経験のあと、金融関係の職に就くが1993年に地雷撤去活動を行っているNGOヘイロー・トラスト(危険地域人命支援組織)に参加する。カンボジアで1年8ヶ月、現地の地雷除去員の指導をした後モザンビークヘ移るも1995年3月7日、地雷撤去活動中に触雷し右手・右足を失う。2ヶ月目に退院し、ロンドン大学大学院に進学して修士号を取得した。事故後1年でロンドンマラソン(初のフルマラソン)に参加し完走する。1996年8月に結婚した。1998年2月7日、長野オリンピックで最終聖火ランナーとして開会式に出場した。

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